2009年07月07日

チベットクイズ

さて、問題です。






チベットの車は右と左、どちら側通行でしょうか?










そう、「右側通行」です・・・が、










実は、「好きな時に好きな方」が本当の正解です。

  


2009年07月06日

エベレストに3回

私たちはチベットに入ってから高所訓練をしながらカイラス山を目指していた。

そして全てのサポートをしてくれていたのがネパール人のポーターさん達。
プロですから、何度も高~い山に登っている。
しかも〝エベレストの北側にバス降りてから3日歩くところにある村出身〟とか
すでにスゴイところに住んでたりしてるからやっぱり標高の高い山でもヘッチャラだ。

私は3,000m位のところで最初に「身体おも~い」、「だる~い」「動けな~い」を味わい始めた。
酸素が無いので苦しいと言う事だけでなく、身体全体の機能が落ちる。
むしろ今までの自分に比べて動けるはずなのに動けないっ!と感じるほうがツライ。

しかも、高山では酸素が足りなくて脳に障害が出たりする事もあるらしい。

こわ~face09
と、思いながら山を登っていると友達からポーターさん情報が。
なんでもポーターさんの中にエベレストに3回も行っている人がいるそうな。

え~、私は高所訓練で既にヘロヘロなのに、エベレスト~ッ!?
仕事でエベレストって、なんてツライ仕事なのicon10

「ホントに?ホントに3回も行ったの!?」

疑うわけではないが、本人から聞いてみたかったので聞いてみた。

すると彼は大きくうなずき
「Yes!3Timesicon23

と、手をパーicon23にして言った。


・・・・・・・それ、5・・・だよね?


ネパールは「3以上はたくさん」とか数える国だっけ??

高山では酸素が少なくて脳に障害が出る場合があるらしい。あるかもしれない。
にわかにリアリティーを帯びてきた話である。  


2009年07月06日

クワズイモ

ウチの観葉植物のクワズイモ。

最初は結構安いじゃん!
と思って衝動買いしてきたものですが、
その後もスクスク成長を続け大きい鉢に植え替えるほどになった。

そして、その後も更にスクスク成長し、
あれ?こんなトコから葉っぱ出てきたっ!?
って言うくらい今も青々と葉を茂らせている。


・・・が。
あれ?イモの部分なんかペコッってなってる?
と思い、ちょいと触ってみた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ら、腐ってたface07

え~~~~っface08
イモの一番イモな部分がダメになってるって!?
icon15icon15icon15

こんな事ならもっと早く食べてたらよかったface03
と、一瞬マジで思いましたが、
「だから、クワズイモだって・・・。」
自分で自分にツッコミを入れる有様。

そうか~、これがいわゆるノリツッコミかぁicon10  


Posted by のの at 00:51Comments(0)その他

2009年07月04日

仏の教え




≪タルチョ≫
山の上、標高の高い峠、川、風の強いところ・・・チベットではよくタルチョをみました。
なんでも青が水、赤が火、緑が風、黄色が大地、白が空を表しているそうです。
ちなみに、チベットの様に見渡す限りな~んにも無い!土地には原色以外の色が存在しないそうです。
(パステルカラーとか淡い色は気づかないのかな?大ざっぱだから。)






タルチョには御仏の教えが書いてあって、風に吹かれてはためく度にその教えが風に乗って世界に広まっていくそうです。






これは聖地ティルタプリで見ました。
【オンマニぺメフム 】と彫られています。
〝私の中の宝物〟・〝お釈迦様〟と言う意味のマントラで、最も大事で最も短いマントラでもあります。
ヨーガ的に言えばアートマンのことでしょうね。
きっと、この教えが水にさらわれ海まで運ばれて世界中に広がるのでしょう。



私はず~っとチベットのハズレのアリ地区という所にいたので、チベット人と言えば服も本人も垢黒くテカッていて、
「なんかくれ~、なんかくれ~っ」とほぼ無言ながらごり押し、かつ頑固にしつこくついて来る民族であり、
遠慮・謙虚・心のブレーキが無い民族と思ってた期間が結構長かったので、このタルチョの意味を聞いたときは衝撃でした。

「なんて詩的で美しい思いなんだろう」
本人達はあんなにまで野生なのに・・・と。

そして、チベットは風が尋常じゃなく強いから、きっと仏の教えは地元には落ちてこないんだな。
と、灯台下暗し的想像をしていた。

実際はチベット人はとっても信仰深い。
特にチベットの大都会ラサ周辺出身者の信仰心は非常に厚い。
私の乗っていた車のドライバーさん(通称アニキ)はその中でも特に信仰深かったように思う。

しかし、アニキの話はとても思い出深いので、また後日しっかりブログに書きたいと思います。


友達に頼まれて明日チベットでのお話をする事になりました。
慌てて写真を整理し、パワポでまとめて、徹夜続き・・・そんなワケでせっかくだから今日はたくさん写真を載せて見ましたface02  


2009年07月03日

Nバタフライ・・・5

チベットは今も98%が鳥葬だそうです。

人が死ぬと魂は天へ行くので身体はただの抜け殻。
それを他の生物に施す事が人間最後の功徳という風に考えているそうです。

最初、私はちょっとドッキリする位ドライだなぁ~face07と思いましたが、
チベットほど何も無いところだと、その抜け殻も立派な資源(?)と考えられない事もない。
だいたい、その土地に根付いているものをよその国の人間がなんとか言っても意味がない。

さて、そんな鳥葬ですが、まだあちらこちらにその風習は残っています。
私も以前にシルク・ロードを陸路で5年くらいかけて写真を撮りながら走破した写真家の方の話を聞いたときにも出てきました。
なんでも例のアレ(抜け殻)を、適当な大きさに切ったあと、鳥が食べやすい大きさにお団子にするそうです。

念の為に言っておきますが、これはとても崇高なお仕事ですよicon12

で、その鳥葬について、マダムNが車内で突然話し始めてた。

『ののさん、ののさん、私、鳥葬については完璧に説明できましてよ。』

!?

まったく聞いてないよ!?
私、今、鳥葬についてまったく聞いてないよ!!??

しかし、マダムは続ける。
だから私も聞く。
「じゃ、オシエテクダサイicon10

『まずね、5体を切るのよ。それから一番おいしい太ももは鳥を寄せるためにみじん切りにして撒くの。』

そうか、太ももが一番おいしいのか~・・・。
なんかチキンとかそんなのと同じカンジですねface07

『そしてね、残りをね、ババッってやって、こう、バァッ~ってやるのよ!』

あれっ?スイマセン後半なんか音しかしないんですけど?
「え?結局太もも後はそのまま派ですか?団子派ですか?」

ちょっと食い下がる私を軽く目で制してマダムは言った。

『もうね、そういう事よ、ののさん。』

~Fin~


・・・・・・・・・・・・・・・・??・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま、いいか。
そんなに鳥葬の話を知りたいワケでも知りたいワケでもなしface07
ちょっとした寂寥感を感じながらも満足気なマダムの横顔を見ていると、不思議となんだか
「イイ事したなぁ。」
みたいな気持ちが芽生えてきました。
マダムもきっとそんな気持ちでしょう。
マダムはまだまだヒヨッコの旅の連れに一生懸命チベットの事を教えようとしてくれているのです。

ありがとう、マダム。  


2009年07月03日

チベット犬





チベットには野犬がたくさんいる。


ひょ~っとしたら飼い犬もいるかも知れないけど、それは私には見分けは付かない。
キャンプをすれば常に犬がわんさか寄ってきたが、チベット滞在中に確実に飼い犬だと判別できたのは2匹。
1匹は茶屋の小型犬(血統書付き・・・じゃないかと推測されるが、なにせ手入れという習慣がないから言い切れない)
1匹は車で通り過ぎる瞬間に綱で繋がれていたのを一瞬見かけた。

大体の野犬がチベタンマスチフ(の雑種)で、デカイ。
日本でいう所の土佐犬系統の犬。
子犬かわいいな~face01なんて見ていたって、
足がデカイのなんのって、大型化する気満々だicon10

ちなみに血統正しいチベタンマスチフは中国本土でお金持ちが飼うものらしい。
スゴクお高いんですって!
日本円でいくらくらい?って聞いてみたところ『とにかく高い』との事でした。

犬たちは大抵、昼間は「なんか食べ物ない~?エサどこ~?あ~、つかれた。」みたいな感じでした。
そんで、夜は夜通し吠え続けるかケンカし続けるかスキをみて人を襲うかしているようです。

そんなワケで日が落ちたらテントから出てはいけません。
食べられちゃうゾicon06

私はかなり動物好きなので、それでも犬は可愛くって触れないのが残念だった。
可愛くても野犬。なんの病気を持ってるか分からないし、もし噛まれたら狂犬病に感染しちゃうからね。

しかし、そんな私でもココの犬はヤバイなって思ったところがある。
「聖地ティルタプリ」

可愛い子犬も何匹かいて、「わぁ、カワイイface02
って言いかけて・・・あれ?なんか目つき違う??
いや、なんか存在感が違う。。。。
カワイイけど、背中を見せちゃいけないような・・・icon11
初めての感覚です。


以前にガンジス川に行った方に聞いた話ですが、ガンジス川も川辺で火葬したり、流したりでソコの犬は人肉を食べている犬らしい。
そういえば私もメメントモリって本で見ました。
そしてインドには一生行かなくてもいいやって思いました。
実際は2年連続で行っちゃったけど。

その方曰く、「ガンジス川の犬は地獄の犬の顔をしている。」

い、今なら分かります。
ティルタプリの犬はそんな目とそんな気配をした犬でした。

聖地ゆえにお寺があって、お寺があるゆえに鳥葬場がある。
鳥葬場があるゆえに人のお肉がある。
お肉があるがゆえに・・・・そりゃ、食べるよね。
他になんにも食べるものないし、鳥葬は最後の功徳だしその為のものだもんね。

しかし、ちょっと考えました。
一体人間はなにを溜め込んで生きているんだろう?  


2009年07月02日

続 タット・サット講演会

と、言うわけで私はチャリでタムタム鷹匠店までひとっ走り。

チラシを置きに行くだけのつもりでしたが、水野先生法月先生がいらっしゃると言う事でついでにお話もしてきました。

ちょうど今日はイイ日だったといって、インドの仏足石の魚拓(?)足拓(?)を見せていただきました。
お知り合いにいただいたそうです。
足の裏に車輪が描いてあったりお花があったり、足の指に卍が描いてあったり。
その卍が薬指だけ向きが違う。
なんで~?

実は足の薬指は副交感神経を司っているらしい。
それに関係してるのかな?と、先生。

おもしろ~いface02
そう言えば、ちょっとイメージの悪い卍ですが確かチベットでは幸せのマークとして、大きな岩などに描いてありました。

ひとしきり、足拓を見せていただいた後、チベットでのお話などご報告。
なんと、先生のお知り合いの方は70代後半でヒマラヤ登山をしてきたそうな。
一緒に行った20代の若者が高山病で倒れる中、その方だけが登りきったらしい。
お写真を見せていただきましたが、う~ん、なるほど。
腹の据わったお顔です。
高山病・・・それは以外とメンタルに左右される病。

そしてチラシをチェックしていただいて水野先生が一言。

『おもしろい会にしようねっface02

はい~face05
望むところです!!

なんだか私も楽しくなってきました。
がんばらないとね~icon14

本番前の打合せも楽しみです。

と、言うわけで興味のある方は是非《タット・サット ヨーガセラピー》のHPをご覧下さい。  


2009年07月01日

タット・サット講演会

いよいよ講演会開催まで約1ヶ月。
ドキドキ、ヒヤヒヤして参りました。

チベットから帰ってからお世話になった旅仲間や音信不通だった人達に連絡をとったりなんだりしていたら、
なんだかあっという間に2週間経ってしまった。

やば~いっっ!!
と、チラシを作り直したりして焦っていたら鳥取のyoga仲間のマダムからお電話が。

彼女は一見物静かなおば様のフリをして、なかなかの行動派。

私がチベットに行く前はちょうどネパールに行ってきたところだったと言って、ネパール情報などくれました。

とっても上質なカシミヤ製品を扱うお店を教えてもらったのですが、残念ながら私はネパールでは腰痛で寝たきり。
行けなかったんだな~icon11

さて、彼女も地元鳥取では色々な講演会やセミナーを主催している。
前に会った時に、〝ツキを呼ぶ魔法の言葉〟で有名な五日市剛氏を招いての講演会もしたと聞いて、
どうやって来てもらうんですかface08
と尋ねたところ、
「うん。それがね、来て下さいって言ったらね、来てくれたよ~。」
と、さらっと答えてくれました。
この時私は心密かに<静かな活動家>と言うあだ名を彼女につけました。

丁度よくお電話をいただいた事も有り、色々とりとめなく相談をさせてもらったり。
最終的に「大丈夫だよface01
の言葉に背中を押されたりして、う~ん、ナイスタイミングッicon22

そして、再度チラシ作りにPCに向かった。
チラシ完成と同時に就業時間は過ぎているというのにタムタムの事務所にお電話。
『今から行きますface02
と強引にアポをとった私なのでした。

つづく。  


Posted by のの at 00:14Comments(2)yoga