2009年11月14日
エベレスト
この中で一番高い山がエベレストです。
「エベレストは飛行機から見ると雲の上に出てるから分かるよ。」
そう言われてましたが、思いの他8,000m級の山がたくさん・・・

『あれ?山だらけですけど??』
遠近感とか色々考えちゃって、混乱する私。
「とにかく一番高い山がエベレストだよ。」(←そりゃ、そうだ。)
そう言われましたが、思いの他その差は微妙です。
とにかく、写真を残しましたが未だに私はどれがエベレストなのかな微妙なのです。
2009年10月09日
不便だな。
チベットの大都会“ラサ”
ずっと砂ぼこりの中を走ってきたけど、
ラサ周辺にはアスファルトの道路が大規模な工事により建設されている。
出来たそばからコンクリートにヒビが入っているが気になるぞ!
やっぱり中国のコンクリートって強度がないのかな?
そんな疑問を抱きつつ、ラサ入り直前。
おもむろに車が止まった。
なんでこんな所で止まるの?
そう思ったけど、単なるトイレ休憩でした。
そして、ソコにあったのは・・・・!!
公衆トイレだ!?
様式は中国スタンダードに画期的な仕切り付き。
扉(らしきもの)はあったりなかったり。
公衆トイレか~、存在するんだ。
さすがは都会。
感心しながら車に戻ってくると、K先生が言っていた。
「この先は外でトイレしちゃだめだよ、捕まるから
」
この当たり前の一言に私は衝撃を受けた!
えっ?じゃあ一体どこでっ!!??
あ、屋内のトイレか。
・・・不便でやんの
都会に対して不便さを感じたまま、私は一流ホテルであるラサホテルにご宿泊。
デッカイ食堂でお食事をしたときも、
今までは残った飲み物はジャッ!っと地面に捨てていたけど、
ラサホテルの床はさすがに絨毯。
うっかりしてたら捨ててたぞ。
・・・・・う~ん、野生児に都会は不便だ。
ずっと砂ぼこりの中を走ってきたけど、
ラサ周辺にはアスファルトの道路が大規模な工事により建設されている。
出来たそばからコンクリートにヒビが入っているが気になるぞ!
やっぱり中国のコンクリートって強度がないのかな?
そんな疑問を抱きつつ、ラサ入り直前。
おもむろに車が止まった。
なんでこんな所で止まるの?
そう思ったけど、単なるトイレ休憩でした。
そして、ソコにあったのは・・・・!!

様式は中国スタンダードに画期的な仕切り付き。
扉(らしきもの)はあったりなかったり。
公衆トイレか~、存在するんだ。
さすがは都会。
感心しながら車に戻ってくると、K先生が言っていた。
「この先は外でトイレしちゃだめだよ、捕まるから

この当たり前の一言に私は衝撃を受けた!
えっ?じゃあ一体どこでっ!!??
あ、屋内のトイレか。
・・・不便でやんの

都会に対して不便さを感じたまま、私は一流ホテルであるラサホテルにご宿泊。
デッカイ食堂でお食事をしたときも、
今までは残った飲み物はジャッ!っと地面に捨てていたけど、
ラサホテルの床はさすがに絨毯。
うっかりしてたら捨ててたぞ。
・・・・・う~ん、野生児に都会は不便だ。
2009年10月08日
気にしない、気にしない。
砂まみれの山と平地をただただ進むと突然、ガソリンスタンドが現れた。

ひょっとしてトイレがキレイなんじゃない?
そんな期待を胸に私はトイレに向かった。
・・・・・・まぁ、まぁ。
まぁ、まぁ、そんなカンジだよね。
そんなトイレだった。
様式はもちろん穴あいてるだけ式。
そしてナゼか入口に向かって挑む様にしゃがむ式。
もっと他に方向はなかったのかしら?
ちょっと迷いながらも、ま、イイか。
サッサと挑んでみた。
するとチベット人ツアーガイド(女性)さんがサッと入口から飛び込んできた。
!!
衝撃を受ける私をよそに、ガイドさんはトイレの数を数えて
サッ!っと消えた。
・・・・・・そうか、ビックリしたの私だけか
こんなのなんでもないんだナ~、チベットでは。
私の中で急激に色々なコトがどうでもよくなって行くのを感じつつ。
これは自由度が上がってるんだよね?
ちょっと寂しくなりながらも自分自身に褒めて伸ばす方式を採用してみたりした。
意外と近代的な雰囲気。

ひょっとしてトイレがキレイなんじゃない?
そんな期待を胸に私はトイレに向かった。
・・・・・・まぁ、まぁ。
まぁ、まぁ、そんなカンジだよね。
そんなトイレだった。
様式はもちろん穴あいてるだけ式。
そしてナゼか入口に向かって挑む様にしゃがむ式。
もっと他に方向はなかったのかしら?
ちょっと迷いながらも、ま、イイか。
サッサと挑んでみた。
するとチベット人ツアーガイド(女性)さんがサッと入口から飛び込んできた。

衝撃を受ける私をよそに、ガイドさんはトイレの数を数えて
サッ!っと消えた。
・・・・・・そうか、ビックリしたの私だけか

こんなのなんでもないんだナ~、チベットでは。
私の中で急激に色々なコトがどうでもよくなって行くのを感じつつ。
これは自由度が上がってるんだよね?
ちょっと寂しくなりながらも自分自身に褒めて伸ばす方式を採用してみたりした。
2009年10月06日
見切り発車。
チベットを旅している間、“ホテル”と言う名の建物に何度か泊まった。
大体が、「ホテル?・・・
」
なんというか、ホテルの定義とは何かを問いたくなる宿泊施設だった。
しかし、たまには体裁の整ってるホテルチックな時もある。
パイプベッドじゃないとか、
カーテンがちゃんとついてるとか、
室内が外気温より暖かいとか・・・。
電気はあんまり点かないけどね。
そんな体裁の整った風なホテルにて、
「ホテルっぽいよ~
」
喜ぶ私たちに『決してトイレを使うべからず』とのお達しがあった。
なぜなら、立派な洋式トイレはついていますが水は流れません。
だって、下水道なんて無いもん。
どこにも水が流れていく先が無いんだもん。
“ホテルって、部屋に洋式トイレついてるらしいよ。”
そんな事を風の便りに聞いて作ってしまったんでしょうか?
それともいつの日か下水が完備される日を夢見て??
あの辺は道路工事もスコップだけでやってたからね~、
延々溝だけ掘ってたよね・・・。
下水完備は結構先だと思うんだ、私。
それっぽいからとりあえずやっとけ!
とりあえず付けるだけ付けとけ!!
一度つくったんだから、もういいか。
チベットのホテルにはそんなカンジの付属物が意外とたくさんついている。
大体が、「ホテル?・・・

なんというか、ホテルの定義とは何かを問いたくなる宿泊施設だった。
しかし、たまには体裁の整ってるホテルチックな時もある。
パイプベッドじゃないとか、
カーテンがちゃんとついてるとか、
室内が外気温より暖かいとか・・・。
電気はあんまり点かないけどね。
そんな体裁の整った風なホテルにて、
「ホテルっぽいよ~

喜ぶ私たちに『決してトイレを使うべからず』とのお達しがあった。
なぜなら、立派な洋式トイレはついていますが水は流れません。
だって、下水道なんて無いもん。
どこにも水が流れていく先が無いんだもん。
“ホテルって、部屋に洋式トイレついてるらしいよ。”
そんな事を風の便りに聞いて作ってしまったんでしょうか?
それともいつの日か下水が完備される日を夢見て??
あの辺は道路工事もスコップだけでやってたからね~、
延々溝だけ掘ってたよね・・・。
下水完備は結構先だと思うんだ、私。

それっぽいからとりあえずやっとけ!
とりあえず付けるだけ付けとけ!!
一度つくったんだから、もういいか。
チベットのホテルにはそんなカンジの付属物が意外とたくさんついている。
2009年10月05日
いろんなトコview
ひとつ思い出すとどんどん思い出してきます。
トイレの話。
カイラス山に行く途中で休憩を取った・・・休憩所?宿泊所?食事処?ドライブイン??
アレなんだったんだ!?
のトイレもなかなかのステキトイレだった。
「あそこのトイレはスゴイんだよ。」
その噂は知っていましたが、私もチベットに入って随分たってましたからその頃にはすでに
『トイレの形してれば上等じゃん!』
くらいの心が育っていた。
そんなタフな女へとサラッっと移行していた私はやはりトイレットペーパーを片手に颯爽と噂のトイレに向かった。
・・・男女の区切りが微妙だったな~。
でも、一応区切られてるからいいか。
で、実際のトイレは、いろんなトコviewだった。
まず、もちろんトイレは穴が開いているだけ。
で、落ちていく先はフルオープン。
ただ落ちてくだけなんだよね~
下から覗かれるとかどうでもイイんだね
窓もデカすぎると思うんだ。
確か屋根からも光が入っていたような。
そういえば天井ないトイレとかもあったもんね。
チベットにおいて、トイレって隠すものではないのかもしれない。
トイレの話。
カイラス山に行く途中で休憩を取った・・・休憩所?宿泊所?食事処?ドライブイン??
アレなんだったんだ!?
のトイレもなかなかのステキトイレだった。
「あそこのトイレはスゴイんだよ。」
その噂は知っていましたが、私もチベットに入って随分たってましたからその頃にはすでに
『トイレの形してれば上等じゃん!』
くらいの心が育っていた。
そんなタフな女へとサラッっと移行していた私はやはりトイレットペーパーを片手に颯爽と噂のトイレに向かった。
・・・男女の区切りが微妙だったな~。
でも、一応区切られてるからいいか。
で、実際のトイレは、いろんなトコviewだった。
まず、もちろんトイレは穴が開いているだけ。
で、落ちていく先はフルオープン。
ただ落ちてくだけなんだよね~

下から覗かれるとかどうでもイイんだね

窓もデカすぎると思うんだ。
確か屋根からも光が入っていたような。
そういえば天井ないトイレとかもあったもんね。
チベットにおいて、トイレって隠すものではないのかもしれない。
2009年10月04日
恐怖!世界で一番怖いトイレinチベット
ポタラ宮のトイレは怖い。
何がどう怖いかと言うと・・・
高くて落ちそうで怖い。
トイレは穴が空いているだけのトイレで、
その穴からは下の景色が見える。
その景色が、もう絶景!!
しかも、トイレの穴が頑張れば人が通れるくらいの大きさだから、
「万が一足を滑らせたら・・・
」
そんな想像が出来るだけに、もう、ガクブルもの。
例えるなら東京タワーの展望台のところに下の景色が見えるところありますよね?
そこをまたいで用を足してるみたいなもの。
私より先にトイレに入っていたKヅカちゃんは、
「誰かいる?」
の私の声に恐怖のあまり答える事ができなかったし、
私は正直、色んな感覚が麻痺してました。
なんで、わざわざトイレをこんな怖く作ったのか?
その理由は分かりませんが、なんだか根性がついた気もします。
さて、そんな恐怖のトイレですが入口に面白いもの発見。

何がどう怖いかと言うと・・・
高くて落ちそうで怖い。
トイレは穴が空いているだけのトイレで、
その穴からは下の景色が見える。
その景色が、もう絶景!!
しかも、トイレの穴が頑張れば人が通れるくらいの大きさだから、
「万が一足を滑らせたら・・・

そんな想像が出来るだけに、もう、ガクブルもの。
例えるなら東京タワーの展望台のところに下の景色が見えるところありますよね?
そこをまたいで用を足してるみたいなもの。
私より先にトイレに入っていたKヅカちゃんは、
「誰かいる?」
の私の声に恐怖のあまり答える事ができなかったし、
私は正直、色んな感覚が麻痺してました。
なんで、わざわざトイレをこんな怖く作ったのか?
その理由は分かりませんが、なんだか根性がついた気もします。
さて、そんな恐怖のトイレですが入口に面白いもの発見。
トイレの鍵です。

意味が深いような、決してそうではないような。
多分、あんまり意味はないと思います。
多分、あんまり意味はないと思います。
2009年10月04日
運がついてる。
不意に思い出した。
チベットでトイレに落ちたこと。
チベットではほとんどテント生活だったので、
トイレはポーターさん達が地面に穴を掘ってトイレテントを建ててくれていた。
夜は野犬に襲われるので外に出ない事!
と言われていたけど、なんとなくあるじゃないですか、
本当にヤバイ雰囲気の時とまだ大丈夫だろうって空気の時。
(もちろん、アテにはなりません。一度トイレ横に寝ていた野犬を思いっきり照らしてちょっとドキッ!とした事も。)
ま、大丈夫だろうってトイレに行った私。
頭にはライト、手にはトイレットペーパー。
空気は薄いし、外は寒いし、私自身は厚着だし。
自分では気づかなかったけどかなり運動能力が落ちてたんでしょう。
トイレテントを出ようとした時、コケた。
そしてその瞬間ライトの電池が切れた。
え~っ
とにかく色々と危険な状態だってことは明白。
自分がどうなってるか分かるまで動かなかった。
結果、右足がちょこっとトイレの穴に落ちていた(涙
)
それ以上被害を広げないように細心の注意を払い立ち上がった。
なにしろ真っ暗だからゆっくり確実に!
自分のテントまで目を凝らして帰った私は靴を出来るだけ遠~くに脱いで替えの電池を捜索。
テントの中は本当に真っ暗ですが、再三替えの電池は分かりやすいところに置いておく様に!
と注意を受けていたので枕もとの電池をスグに見つけ難なくライト復活。
(まぁ、その前にその言いつけを守らず思った以上に早く消耗したライトの替えの電池を見つけられずに真っ暗闇のなかで半べそ状態でバッグの中身を手探りで全部出したという苦い経験もココで生かされたワケです。)
私はこんなコメディーな出来事を誰とも分かち合う事もできないまま、無言で靴の被害状況を確認。
ちょっとつま先に運がついていたけど、コレくらいなら想定の範囲内さ。
負け惜しみを心の中でつぶやきながら、やはり無言でゴシゴシと地面にこすり付けた。
気持ちの問題ですが、やはり出来るだけ遠くの地面に。。。
思えばこの旅、意外とトイレ受難が多かった。
ポタラ宮でも・・・。
次回、「恐怖!世界で一番怖いトイレinチベット」お楽しみに
(嘘)
チベットでトイレに落ちたこと。
チベットではほとんどテント生活だったので、
トイレはポーターさん達が地面に穴を掘ってトイレテントを建ててくれていた。
夜は野犬に襲われるので外に出ない事!
と言われていたけど、なんとなくあるじゃないですか、
本当にヤバイ雰囲気の時とまだ大丈夫だろうって空気の時。
(もちろん、アテにはなりません。一度トイレ横に寝ていた野犬を思いっきり照らしてちょっとドキッ!とした事も。)
ま、大丈夫だろうってトイレに行った私。
頭にはライト、手にはトイレットペーパー。
空気は薄いし、外は寒いし、私自身は厚着だし。
自分では気づかなかったけどかなり運動能力が落ちてたんでしょう。
トイレテントを出ようとした時、コケた。
そしてその瞬間ライトの電池が切れた。
え~っ

とにかく色々と危険な状態だってことは明白。
自分がどうなってるか分かるまで動かなかった。
結果、右足がちょこっとトイレの穴に落ちていた(涙

それ以上被害を広げないように細心の注意を払い立ち上がった。
なにしろ真っ暗だからゆっくり確実に!
自分のテントまで目を凝らして帰った私は靴を出来るだけ遠~くに脱いで替えの電池を捜索。
テントの中は本当に真っ暗ですが、再三替えの電池は分かりやすいところに置いておく様に!
と注意を受けていたので枕もとの電池をスグに見つけ難なくライト復活。
(まぁ、その前にその言いつけを守らず思った以上に早く消耗したライトの替えの電池を見つけられずに真っ暗闇のなかで半べそ状態でバッグの中身を手探りで全部出したという苦い経験もココで生かされたワケです。)
私はこんなコメディーな出来事を誰とも分かち合う事もできないまま、無言で靴の被害状況を確認。
ちょっとつま先に運がついていたけど、コレくらいなら想定の範囲内さ。
負け惜しみを心の中でつぶやきながら、やはり無言でゴシゴシと地面にこすり付けた。
気持ちの問題ですが、やはり出来るだけ遠くの地面に。。。
思えばこの旅、意外とトイレ受難が多かった。
ポタラ宮でも・・・。
次回、「恐怖!世界で一番怖いトイレinチベット」お楽しみに

2009年10月02日
アニキ6
アニキ・・・それは、心優しきナイス・ガイ
細かい事に構ってられないチベットでも、アニキは常に優しかった。
車を運転していて道路に鳥が止まっていると“プッ!”とクラクションを鳴らして注意を促し、
それでもどかないようなら車のスピードを緩めて鳥が飛んでいくのを待った。
貧しいゆえに「金くれ、なんかくれ!」とおもらいに来る人たちにもアニキは誰にも見られないようにそっとお金を渡していた。
チベットの不思議な道路工事(上下線とも同時に工事しちゃうんだよね、そんでいつ始まっていつ終わるかも不明。)により足止めされた時、ほとんどの車がその土地の痩せた畑を突っ切って走っていった。
でも、アニキは決してそんな事はしなかった。
どうにか他に迂回路は無いのか?道路工事はいつ終わるのか?電話したり交渉したりして頑張った。
「よしっ!!オレがあっちの方の道を探すっ!!」
っとばかりに車で勢いよく走り出した途端、おもむろに道路工事が終了して「Oh! NO!!

そんな、心優しい頼れる男。

図体がでかい割りに足が短いのも、もちろんご愛嬌だ

2009年09月30日
油断禁物
ラサのホテルに着いたとき、ホテルには不似合いな金属の塊が!
「これ、なんだ?」
と思って見てみると、ナイトテーブルの下に酸素ボンベが備え付けてあった。
そもそもラサも標高は富士山くらいあるところ。
中国~チベット間をつなぐ列車(何だっけ?なんとかチベット鉄道?)でラサ入りする人も多いのですが、
列車は完全に気圧調整がしてある為、列車を下りた途端身体は標高3,600mにさらされる。
そこで一気に高山病になることも珍しくなく、下手すると命も危ないゾ
そして一番危ないのが夜、眠るとき。
寝ちゃうと代謝が落ちてしまう、そんなワケでナイトテーブルに酸素ボンベ装着なんだね。
私たちはチベット最後の地がラサだったので、既にこのくらいの標高は平気だったけど、
そう言えばポタラ宮に行ったとき、ヨレヨレになりながら階段を上っているオバちゃんがいたな。
連れの人たちが背中を押したりして無理やり上らせていたけど
あぶない。

「これ、なんだ?」
と思って見てみると、ナイトテーブルの下に酸素ボンベが備え付けてあった。
そもそもラサも標高は富士山くらいあるところ。
中国~チベット間をつなぐ列車(何だっけ?なんとかチベット鉄道?)でラサ入りする人も多いのですが、
列車は完全に気圧調整がしてある為、列車を下りた途端身体は標高3,600mにさらされる。
そこで一気に高山病になることも珍しくなく、下手すると命も危ないゾ

そして一番危ないのが夜、眠るとき。
寝ちゃうと代謝が落ちてしまう、そんなワケでナイトテーブルに酸素ボンベ装着なんだね。
私たちはチベット最後の地がラサだったので、既にこのくらいの標高は平気だったけど、
そう言えばポタラ宮に行ったとき、ヨレヨレになりながら階段を上っているオバちゃんがいたな。
連れの人たちが背中を押したりして無理やり上らせていたけど

あぶない。
2009年09月09日
歯磨き1回!
チベットは寒い。
あえて言うなら酷寒だ。
そんなわけだから日本では1日4回歯を磨く私ですが、
朝、水冷たい。
昼、水飲みたい。
夜、水冷たい。
で、ほとんど1日2回の歯磨きになっていた。
なにかの折に、世界一の色男“カイラさん”と歩きながら話をしていた。
私・「水が冷たくて歯を磨くのとか顔を洗うのがスゴく大変
」
カ・『1日何回磨いてますか?』
私・「日本にいた時は4回磨いてたけど、今は朝と夜だけになっちゃってます。」
カ・『
ワタシは1回です。4回は磨きすぎデス!!』
私・「
イヤイヤイヤイヤ、1回は少なすぎでしょ!?ご飯3回あるよっ!!」
カイラさん、それじゃ虫歯になっちゃ・・・・・・
言おうとしてやめた。
カイラさんはメッチャ健康的な真っ白い歯を見せて大笑いしながら言い続けた。
4回は磨きすぎ、4回は磨きすぎ・・・。
確かに、カイラさんの歯を見たら私の方が間違っているかもしれない。
急に私の歯医者さん推薦の歯ブラシが無力に思えてきた。
あえて言うなら酷寒だ。
そんなわけだから日本では1日4回歯を磨く私ですが、
朝、水冷たい。
昼、水飲みたい。
夜、水冷たい。
で、ほとんど1日2回の歯磨きになっていた。
なにかの折に、世界一の色男“カイラさん”と歩きながら話をしていた。
私・「水が冷たくて歯を磨くのとか顔を洗うのがスゴく大変

カ・『1日何回磨いてますか?』
私・「日本にいた時は4回磨いてたけど、今は朝と夜だけになっちゃってます。」
カ・『

私・「


カイラさん、それじゃ虫歯になっちゃ・・・・・・

言おうとしてやめた。
カイラさんはメッチャ健康的な真っ白い歯を見せて大笑いしながら言い続けた。
4回は磨きすぎ、4回は磨きすぎ・・・。
確かに、カイラさんの歯を見たら私の方が間違っているかもしれない。
急に私の歯医者さん推薦の歯ブラシが無力に思えてきた。
2009年09月08日
歯磨きライフ

今回の旅の間中、お世話になりました。
“コルゲート”
“コルゲート”
私は関空を発つとき、
※あらゆる液体物は、100ml以下の容器に入れる。
(100mlを超える容器に100ml以下の液体物が入っている場合でも不可)
↑この機内持ち込み制限の事をすっかり忘れていて、思いっきり歯磨き粉をそのまま手荷物に入れていた。
もちろんチェックで引っかかりました。
余裕で300gは越えてるモンね、なんなら10%増量!!くらいはしてたかも。
「コレ、ダメです」って言われて、
半分捨てればイイ?ダメ?それ無いと困るんだけど?歯が磨きたい時どうしたらイイの?
ってちょっと粘ったんだけどダメでした。
もしかすると、しげしげと歯磨き粉を見つめるお兄さんに、
『それは、歯磨き粉ですよ。』
と、一般的な日本人ならフツー分かるよ!!
って事を親切に言ったのも気に入らなかったのかもしれない。
ちょっと怒って「そうですね

いや、職務に忠実なのか。。。
この歯磨き粉とは後にインドで再会するんですが、とりあえずはソレまでの約1ヶ月の歯磨きが問題・・・。
と思ったけど、すぐに親切な加トちんが“ミニコルゲート”の歯磨き粉をくれて解決。
外国の歯磨き粉・・・大丈夫かっ!?
なんて思ったケド、これが爽快な使用感

結局ネパールでトモッコネスに“大コルゲート”を買ってきてもらい、その後のチベットは“コルゲート”で爽快歯磨きライフだった。
まぁ、なぜトモッコネスに買ってきてもらったかって言うと、関空後のバンコク空港でタイ式マッサージを受けて史上最強の腰痛になり、ネパールではほぼ寝たきりでだったから。
ネパールってどんな国だったんだろう・・・?
そんな私とコルゲートの出会いでしたが、とうとう無くなっちゃった。
寂しいです、あの爽快感が無いと物足りない。
静岡市内でどっか売ってるところ知りませんか?
2009年09月06日
ボーダーラインがわからない。
パクリで有名な某国。
その影響か?旅の途中で入ったレストランでこんなモノを発見。
その影響か?旅の途中で入ったレストランでこんなモノを発見。
ヴェルサーチ・・・っぽいイスの柄。
やや左寄りだけど。
でも、
やや左寄りだけど。
でも、
う~ん、残念。
柄が横になっちゃってます。
柄が横になっちゃってます。
どうせパクるならもっとこう、正確に・・・・したらマジでパクリか

考えてみると、パクリの定義って難しい。
本物に近ければ近いほど犯罪になるけど、明らかに品質が低くて似てなければ笑って許されるんだろうか??
そう言えば、以前にバリ島で色しか似てない「くまプー」の木製品とか見たけど、
「アレ、なんか見たことある様な気がする・・・

とイマジネーションをフル活動しなければ答えに辿り着けないようなモンだったらもはや無害な気がするし。
作って売ってるほうも本気で売る気があるのかも不明だし。
でも、悪い事と思いつつも、心のどこかで「どうせパクるなら、もっと真剣にしなさいよっ!!」
と叱ってみたい私もいる。
2009年09月06日
アニキ5
アニキ・・・それは私たちを見守るナイス・ガイ!
“ウィッドゥ”と言う名前を聞いておきながら、私は勝手に“アニキ”と呼び続けていた。
懐の広いアニキは特にワケを聞くわけでもなくその呼び名を受け入れてくれていた。
勝手ながら、私の中で遠くにいるアニキを呼ぶときにはイメージがあった。
なつかしの「コント赤信号」のナベさんだ。
知ってる?不良(ヤンキーでは無い)コント。
『アニキ、ア~ニキ!!』って呼ぶと、
『待~たせたな~
』と、登場するアレ。
いつか、そんな風に登場してくれないかな~
これまた勝手ながら夢見ていた。
だから、車に乗るときにアニキがいなくてカギが閉まっていると、
『アニキ、ア~ニキ!!』と力の限りにコント風に呼んでみた。
最後まで『待~たせたな~!』と、アニキが登場する事は無かったが、
私が大きな声でアニキを呼ぶと、アニキは必ず遠隔操作で〝ボンッ!!〟と車のカギを開けてくれた。
この、見守られている感。
さすがアニキだ。
“ウィッドゥ”と言う名前を聞いておきながら、私は勝手に“アニキ”と呼び続けていた。
懐の広いアニキは特にワケを聞くわけでもなくその呼び名を受け入れてくれていた。
勝手ながら、私の中で遠くにいるアニキを呼ぶときにはイメージがあった。
なつかしの「コント赤信号」のナベさんだ。
知ってる?不良(ヤンキーでは無い)コント。
『アニキ、ア~ニキ!!』って呼ぶと、
『待~たせたな~

いつか、そんな風に登場してくれないかな~

これまた勝手ながら夢見ていた。
だから、車に乗るときにアニキがいなくてカギが閉まっていると、
『アニキ、ア~ニキ!!』と力の限りにコント風に呼んでみた。
最後まで『待~たせたな~!』と、アニキが登場する事は無かったが、
私が大きな声でアニキを呼ぶと、アニキは必ず遠隔操作で〝ボンッ!!〟と車のカギを開けてくれた。
この、見守られている感。
さすがアニキだ。
2009年09月04日
超市
ラサあたりに来ると、ちゃんとしたお店らしいお店がある。
私が気になって仕方が無かったのが『超市』
恐らく専門店というか、スーパーの様なものだと思われます。

他にも色んな『超市』がありました。
【百姓超市】・・・農耕具屋さんですよね、意外と大規模な店でした。
大体漢字なら想像がつくのですが、どうしても分からなかった『超市』がありました。
私が気になって仕方が無かったのが『超市』
恐らく専門店というか、スーパーの様なものだと思われます。
コレはお酒屋さん・・・のハズ。
他にも色んな『超市』がありました。
【百姓超市】・・・農耕具屋さんですよね、意外と大規模な店でした。
大体漢字なら想像がつくのですが、どうしても分からなかった『超市』がありました。
【芝芝超市】
一体、何屋なのか?情報求ム!!
2009年09月01日
アニキ4
2回も連続で書き終わった途端にブログが消えると・・・イヤになるね。
でも私はヨーガの智恵を学ぶものだから頑張ってみる。
ものすごく気持ちが乗らないけど、がんばってみる!!

アニキは出発の時には必ず旅の無事を祈りマントラを唱えた。
危ない道でもマントラを唱え(ちょっとスピードを落とせば・・・?って思ってたのは内緒だ。)
タルチョがはためく鳥葬場でも必ず帽子を取ってマントラを唱えていた。
遠くにカイラス山が見えたときにも『おぉっ!』って感嘆の声をあげてから帽子を取ってマントラを唱えた。
聖地に来たんだな~って私も感動したものだ。
そんなアニキですが、カイラス山のコラにはついて来なかった。
他のドライバーさんはついて来てたのに。
多分、歩くのつらかったんだね。
でも私はヨーガの智恵を学ぶものだから頑張ってみる。
ものすごく気持ちが乗らないけど、がんばってみる!!
アニキ・・・それは信心深いナイス・ガイ!
(もうね、これ書くのも3回目だからね
)


チベット人は信心深い。
と、言っても私が知る限りそれは都会人に限られる。
その他は・・・・・まぁ、アレだね、ちょっと残念な感じ。
と、言っても私が知る限りそれは都会人に限られる。
その他は・・・・・まぁ、アレだね、ちょっと残念な感じ。
思うに、信仰心とかメンタルなものって衣食住が足りて初めて生まれるものなのかもしれない。
アニキは出発の時には必ず旅の無事を祈りマントラを唱えた。
危ない道でもマントラを唱え(ちょっとスピードを落とせば・・・?って思ってたのは内緒だ。)
タルチョがはためく鳥葬場でも必ず帽子を取ってマントラを唱えていた。
遠くにカイラス山が見えたときにも『おぉっ!』って感嘆の声をあげてから帽子を取ってマントラを唱えた。
聖地に来たんだな~って私も感動したものだ。
そんなアニキですが、カイラス山のコラにはついて来なかった。
他のドライバーさんはついて来てたのに。
多分、歩くのつらかったんだね。
2009年08月31日
アニキ3
アニキ・・・それは革のテンガロンハットをかぶったナイス・ガイ!

この帽子はアニキのこだわりグッズのひとつ。
ここ一番の
ここ一番の
『行くゼッ!!』
と言うときにはかぶっていた様な気がする。
しかし、帽子の大きさよりも確実に頭周りの方が大きかったというのはご愛嬌だ。
アニキのこだわりグッズは他にもあって、
しかし、帽子の大きさよりも確実に頭周りの方が大きかったというのはご愛嬌だ。
アニキのこだわりグッズは他にもあって、

この“揺れるお花”もその1つ。
チベットはラサなどの大都市以外はほぼ舗装道路はない。
半端無いデコボコ道を行くからこのお花も1日に何度も跳ねて飛んでいってしまう。
半端無いデコボコ道を行くからこのお花も1日に何度も跳ねて飛んでいってしまう。
しかし、こころ優しいアニキはお花がどこに飛んでいっても必ず見つけ出し、またそっと元の位置に戻すのだ。
私が一度お花を拾って戻してあげたら、ちょっとはにかみながら『サンキュー!』って言ってくれたよ。
だが、旅の終盤に事件が!!

アニキが車内の掃除をしてたら折っちゃったみたいだよ。
どうしたの?って聞いたら無言だった。
2009年08月28日
アニキ2
オレはヤクの肉しか食わないぜ!
飲みモンは、ビールとコーラしか飲まないぜ!
コレは私がアニキに勝手につけたキャッチフレーズ。
旅の最初の頃にテキトーにつけた割りに・・・・当たってたかな。
飲みモンは、ビールとコーラしか飲まないぜ!
コレは私がアニキに勝手につけたキャッチフレーズ。
旅の最初の頃にテキトーにつけた割りに・・・・当たってたかな。

みんなにヤクの肉を切り分けるアニキ。
アニキは切り分けるフリして自分ばっかり食べちゃうんじゃないかと心配しました。
アニキは切り分けるフリして自分ばっかり食べちゃうんじゃないかと心配しました。

肉に集中するあまりに口がとがってくるアニキ。
アニキの内面の可愛らしさが出てきてしまっています。
アニキの内面の可愛らしさが出てきてしまっています。
アニキの普段の飲み物はインスタントコーヒーの瓶に入った茶色い飲み物(最初に見たときはタバコの吸殻を水に浸すとこんな色になるよな~って思って、まさか飲み物とは思わなかった

実はちゃんとコーラも飲んでました。
写真を撮ったんですが、暗くて全然撮れてなかった

アニキ達ドライバーさんは道中ではよくカップラーメンを食べてたな。
アニキはいっつも2~3コ持ってた。
気のせいか、旅の間にアニキのお腹がどんどん膨らんでいく気がした。。。
旅が終わる頃には確実にハンドルにお腹がつっかえてて、車の乗り降り大変そうだったもん。
2009年08月27日
アニキ
アニキです。
本名は〝ウィッドゥ〟
東の火と言う意味で、生まれた年に革命があったことにちなんでの名前だそうです。
この人は私がネパールからチベットに入国してからラサに行くまでずっと旅を一緒にしたドライバーさん。
カイラス山を下りてアニキの車を見たときはホッとしたものです。
アニキと言うあだ名は・・・自然とそう呼んでいたのでもうキッカケは思い出せません。
でも、なんとなく見たら分かると思います。
全身から漂う“アニキオーラ”的なものを感じませんか?
実際、ドライバーチームのアニキ的存在でもありました。
ちなみに、他の車の人達からは“辰兄ィ”のあだ名で呼ばれていました。
この世に生まれながらの覇王が存在するならば、
おそらく、彼は生まれながらのアニキなんだと思うんです。
2009年08月21日
世界一の色男
ドゥルマ峠を越えられないとドクターストップがかかった私ですが、
実は元気でした。
肉体の健康度で言ったら酸素量は60%そこそこ。
立派な死人レベルですが、カイラス山の領域内に入ってからは肉体レベルとは別のエネルギーが
クワーッ

っと湧き上がって来るのを感じていました。
でも、肉体的には不健康そのもの。
仕方ない・・・と思っていた私にポーターさんのリーダー〝カイラさん〟が声をかけてくれた。
「峠が越えられない程の病人には見えない。」
そう言って、峠を越えたいのならドクターに話をしてくれるとの事。
キタ~!!
そして、カイラさんはドクターとK先生に話をしてくれた。
ドクターもお医者さんとしてとても良い先生だった。(来年のカイラス巡礼にも来てくれればきっと来年の人達をを色々と助けてくれると思うので、うっかりまた来てくれればイイのにと思います。)
だからこそ、峠越えはさせられないとカイラさんとは言い合いに近い勢いで話し合っていた。
私はただ見守るのみ。
そして、最終決定はK先生へ。
「いいんじゃないの?」
あっさり決まった。
さぁ、峠越えだ!!
私は馬方のオジサンをすばやく探して出発進行
それにしても、あの噂は本当だった。
カイラス巡礼に行くとカイラさんの虜になってしまうと。
マジです。
私の中で数年来動かなかった世界一の色男の座をカイラさんはサラッと持っていきました。
もちろん、峠越えの交渉をしてくれただけではなくて、旅の間中カイラさんの事を見るとはなしに見ていると、
本当にステキな人なので、みんなファンになっちゃうんだよね。

実は元気でした。
肉体の健康度で言ったら酸素量は60%そこそこ。
立派な死人レベルですが、カイラス山の領域内に入ってからは肉体レベルとは別のエネルギーが
クワーッ



でも、肉体的には不健康そのもの。
仕方ない・・・と思っていた私にポーターさんのリーダー〝カイラさん〟が声をかけてくれた。
「峠が越えられない程の病人には見えない。」
そう言って、峠を越えたいのならドクターに話をしてくれるとの事。
キタ~!!
そして、カイラさんはドクターとK先生に話をしてくれた。
ドクターもお医者さんとしてとても良い先生だった。(来年のカイラス巡礼にも来てくれればきっと来年の人達をを色々と助けてくれると思うので、うっかりまた来てくれればイイのにと思います。)
だからこそ、峠越えはさせられないとカイラさんとは言い合いに近い勢いで話し合っていた。
私はただ見守るのみ。
そして、最終決定はK先生へ。
「いいんじゃないの?」
あっさり決まった。
さぁ、峠越えだ!!
私は馬方のオジサンをすばやく探して出発進行

それにしても、あの噂は本当だった。
カイラス巡礼に行くとカイラさんの虜になってしまうと。
マジです。
私の中で数年来動かなかった世界一の色男の座をカイラさんはサラッと持っていきました。
もちろん、峠越えの交渉をしてくれただけではなくて、旅の間中カイラさんの事を見るとはなしに見ていると、
本当にステキな人なので、みんなファンになっちゃうんだよね。
ただ今、私の中の世界一の色男ランキングNO.1のカイラさんです。
私はマトリックスのモーフィアスにちょっと似てると思ってましたが、誰もそんな事言わなかったな~

2009年08月19日
ドクター・ストップ
何回か書いてますが、
カイラス山コラのクライマックスであるドゥルマ峠越えの前日に
私はハンサム・ドクターから「明日の朝、酸素量が60%を切ってたら君は峠は越えられないよ。」
と言われていた。
そして、ドクターから渡されたのはちっこい、ちっこいお薬。
「これを午前1時に飲みなさい。」
意外と難しいんだよ、ソレ。
目覚まし無いし、電気無いところだし。
高山病には苦しんだけど、私の予定にドゥルマ峠越えをしないというのは無かった。
いざ、リタイアを現実に突きつけられるとなかなかツライ。
ので私は考えた。
こういう時は、この執着を手離して神を信じることが出来た者がドゥルマ峠を越えられるんだ。
大体、物語ってそんなパターン!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でもどうやって?
頭で分かってる事と実際に行動出来るかどうかはずいぶん違う。
口では簡単にあきらめたとか気にしてないとは言える。
でも、私の気持ちは本当についてきてるのか自分では分からない。
が、チベットは厳しいところ。
結局私に出来る事は午前1時に薬を飲むことくらい。
寝床を整えて枕元に水筒、本体だけになった腕時計、懐中電灯、懐中電灯の電池がスグに切れるので替えの電池、そしてお薬。
出来る事は終了。
就寝だ。
フッと目が覚めた。
時計を見ると0:10。
過ぎてない。よかった
うとうとして次に起きたのが0:30。
さらにうとうとして次に起きたのが0:50
もう、寝なきゃいいや。
そうして1:00に私はお薬を飲んで自信満々に就寝。
無問題だね
翌朝の酸素量は62%
無問題だね

自信満々だった私ですが、
朝食後にあっさりリタイア宣言されてしまいました。
いくらなんでも酸素量が少なすぎるという事。
60%越えたじゃん~っ!!
でも、決めるのは私じゃないしね。
ちょっと転がって暴れてみようかと思いましたが止めときました。
出来る事はしたしね、仕方が無い。
戻って、チベット式カップラーメンを食べるのを目標にしよう。
肉入ってるけど、この際いいか。
が、実はこの時もあまりドゥルマ峠越えをしないと言う気はしないまま・・・。
実感がわかなかっただけでしょうか?
酸素少ないからね。
あんまり考えられないし。
そして、そんな私に救いの手が・・・
でも眠いので今日はこの辺で。
カイラス山コラのクライマックスであるドゥルマ峠越えの前日に
私はハンサム・ドクターから「明日の朝、酸素量が60%を切ってたら君は峠は越えられないよ。」
と言われていた。
そして、ドクターから渡されたのはちっこい、ちっこいお薬。
「これを午前1時に飲みなさい。」
意外と難しいんだよ、ソレ。
目覚まし無いし、電気無いところだし。
高山病には苦しんだけど、私の予定にドゥルマ峠越えをしないというのは無かった。
いざ、リタイアを現実に突きつけられるとなかなかツライ。
ので私は考えた。
こういう時は、この執着を手離して神を信じることが出来た者がドゥルマ峠を越えられるんだ。
大体、物語ってそんなパターン!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でもどうやって?
頭で分かってる事と実際に行動出来るかどうかはずいぶん違う。
口では簡単にあきらめたとか気にしてないとは言える。
でも、私の気持ちは本当についてきてるのか自分では分からない。
が、チベットは厳しいところ。
結局私に出来る事は午前1時に薬を飲むことくらい。
寝床を整えて枕元に水筒、本体だけになった腕時計、懐中電灯、懐中電灯の電池がスグに切れるので替えの電池、そしてお薬。
出来る事は終了。
就寝だ。
フッと目が覚めた。
時計を見ると0:10。
過ぎてない。よかった

うとうとして次に起きたのが0:30。
さらにうとうとして次に起きたのが0:50
もう、寝なきゃいいや。
そうして1:00に私はお薬を飲んで自信満々に就寝。
無問題だね

翌朝の酸素量は62%
無問題だね


自信満々だった私ですが、
朝食後にあっさりリタイア宣言されてしまいました。
いくらなんでも酸素量が少なすぎるという事。
60%越えたじゃん~っ!!
でも、決めるのは私じゃないしね。
ちょっと転がって暴れてみようかと思いましたが止めときました。
出来る事はしたしね、仕方が無い。
戻って、チベット式カップラーメンを食べるのを目標にしよう。
肉入ってるけど、この際いいか。
が、実はこの時もあまりドゥルマ峠越えをしないと言う気はしないまま・・・。
実感がわかなかっただけでしょうか?
酸素少ないからね。
あんまり考えられないし。
そして、そんな私に救いの手が・・・

でも眠いので今日はこの辺で。