2009年11月12日

普段は雨女ですが。

暑い、暑いと言っていたら・・・。






スコールです。



これがすっごいスコールで、
すぐ止むって知らなかったら非難してますよ。

この大雨の中を木の下で雨宿りを試みている人とかいて、
「ムリムリムリムリ!」
バスの中からツッコミました。


全ての観光が終わってからのスコールでよかった。
帰国直前にこの大雨に降られてたら間違いなく飛行機の中で風邪を引きます。


やっぱり、日ごろの行いかなicon12  


2009年11月11日

感動も失せる暑さってあるんだな。





ラージ・ガートにも行って来ました。



ガンジーのお墓?
と思ったら火葬された場所だそうです。

ココで灯されている火は消えること無く燃え続けているんだと聞きました。

ついつい私は「なんたってココはインドだし、本当は2・3回ウッカリ消しちゃったりしてるんじゃないの?」
なんてヨーガを学ぶものらしからぬ疑り深さを発揮しましたが、なんとか口には出さずに耐えました。

以前にガンジーのDVDを観ていたく感激した私は、
ガンジー所縁の地を行けるのはとてもうれしかったのですが、
なにしろ酷暑の真昼にスカーッ!っとな~んにも無いラージ・ガートを
テクテク、テクテク、テクテク、テクテク、テクテクテクテク・・・
歩き続けたのには本気で意識が朦朧とするほど体力消耗でした。

ガンジーに想いを馳せるよりもむしろエアコンへの執着を感じ、
『花より団子』精神、今だ健在ということを思い知りました。

人間って、そんなに簡単には変われないのねicon11

限界に近づくと自分の事がよく分かるなぁface07
しみじみ思う私は確かにこの時、カイラス越えより限界を感じていたのでした。  


2009年11月08日

そういえば、行ってない。

デリー観光ではタージ・マハルの原型と言われている
「フマユーン廟」にも行きました。

そういえば、2回もインドに行ったのに、タージ・マハル行ってないな~。
ガンジス川も源流の方には行ったけど、一般的に言われるあのガンジス川には行ってない。
タージ・マハルも本物行く前に原型の方か・・・。
“通”だね、これはもう“通”だからと言っておいたほうがイイね。



と、いうワケで入りますよ。







お~、コレがタージ・マハル原型ですか。
ぽい、ぽい!!
なるほどね~face02







更に中に入りますよ~face01






あ~、涼しい。
ココで涼む為にベンチが・・・・じゃないですよ、霊廟ですからね。






王族の方たちも、家族仲良くココで永久の眠りについているのね・・・。





と、思ったら
本物は別の場所に安置してあるそうな。
これはサービスの為に展示してある偽物だそうですicon10
インドの微妙なサービス精神に触れました。




やっぱり今度はゆっくり来たいな。
景色を楽しんだり、庭で過したりしたかった。
「フマユーン廟」は人も少なくてとてもゆったりとした空気の流れるステキなところでした。
なにより、一番ステキなのは涼しかったという事。
  


2009年11月07日

正直、ホテルで涼んでいたいと思ったけど。

デリーではちょこっと市内観光をした。

が、デリーはとにかく暑かった。
日中40度以上あるしっicon10
でもインドの人に言わせれば「今日はそんなに暑くない」って。

紫外線のハンパないチベット、あっついインドを経て日本に帰ってきた私は
もう、今年の日本の夏は大した事ないなって思ってたんだけど、
ただ、日本には“湿気”があったよface07

確かに日差しが強いと感じることは無かったけど、私は湿気に耐えられなかったよ。
帰国した途端エアコン入れたよ!!
例年よりかなり早いエアコン解禁だったよ。


と、そんな各国夏談義は置いておいて。
私がデリー観光で一番楽しみにしていたのがクトゥブ・ミナール寺院のアショカ・ピラー。
俗に言う“錆びない鉄柱”です。





昔は世界の七不思議みたいな扱いだったけど、今はあんまり不思議じゃなくなったらしい。
行くまで知らなかったよ。

あと、ここは大胆に崩れた建物があったりしたんですが(本気で修復する気があるのか分からない修復工事もしてた)、
建物の壁面にはキレイな装飾があって、私はとても気に入りました。










今度はゆっくり涼しい時に来たいな~face02
夏の真昼という灼熱の時間帯ではないときに・・・。  


2009年11月04日

ついでなので。

せっかくなので、私が探したインドの歌をご紹介。

ポチッとな
Om Mangalam って曲。

私がインドで見てたCMバージョン。
短めですけど「なぜここまでハリウッド意識?」みたいな感じと
消そうとしても消えないインド感をお楽しみ下さいface02

それにしても、女優さんキレイだわ。
インドにいた時は気づかなかったのにicon10
俳優さんは・・・いまだにカッコイイと思える人はいないんだけど。  


2009年11月03日

発見!

文明に飢えていた私はインドに来てからTVが楽しくて仕方が無かった。
中でもお気に入りだったのがインドのMTV。

文明の利器は無いなら無いで対応すれば良いし、
あるなら使わない手はないよね。
だって、便利なんだもんface02
チベット・インドを旅して手に入れた結果はコレだね。


私が知るインド音楽と言えば女の人が高音で歌う「ムトゥ踊るマハラジャ」的なヤツだったんですが、
最近のインド音楽はとってもダンサブル。
なかでも、映画音楽らしい1曲がアップテンポで騒がしくって、野生化していた私には刺激的でクセになってました。
でも、曲名が出なかったicon10

日本に帰ってきてからも、もう一度聞きたいな~って思ってましたが調べようも無いし・・・。
と、思ってましたが、今日、見つけました。

さすが日本はネット社会です。

映画的にはアクション映画だろうと言う事は分かってましたが、他に手がかりがない。
が、思い出しました。
インドでTVを見ている間、やたら良く見た女優さんが出てたよな・・・。

映画から調べるのは止め、女優さんから検索。


すぐ分かりました。
今、一番インドで勢いのある女優さんらしい。

そしてyoutubeでその女優さんを検索。
あっという間に探していた歌を発見っ!!

すごいね~。
ちゃんと見つかるもんなんだねぇ。

なんだか感心しちゃうよね。  


2009年11月02日

バーバー 青空





去年、見かけたときに写真が撮りたかったんだけど1枚も撮れなかったので、今年はかなりの情熱をかけて撮った床屋さんの写真。
今思うと・・・案外どうでもいい感じの1枚に仕上がってます。

気のせいか、今年はそんな床屋さんの数も減ったように思いました。

と、言うかインド自体がものすごく小奇麗(あくまでインドクオリティーですけど)になっていた。
これは経済発展のせいなのか?
わたしがチベットに行った後だったからなのか??
かなり優等生な感じ。

野良犬までも大人しくみえた。

意外とそんなインドがさびしかったりする。


  


2009年10月31日

定番カラー?




これ、インドのトラクター。



ちなみに、チベットでも下界におりてくると畑があったので、たくさんトラクター(自家用車感覚)を見ましたが、
やっぱり色は赤が圧倒的に多かった。
百姓大市(チベットの農耕具関係の専門店・・・らしき店)でもズラッと赤いトラクターが並んでいた。

やっぱりトラクターと言えば全世界的に“赤い”んだろうか?
そしたら、やっぱり動かしているのは燃える男なんだろうか??

トラクターと赤。
切っても切れないこの関係性について誰か調べてないのかっ!!??

一瞬マジに考えたけど、
思えばトラックも赤が多かったかicon10  


2009年10月30日

なんかのお祭り

バスでマナリからデリーに向かう途中。
ポツリ、ポツリとオレンジ色のストールをかぶった人達が道を歩いているのが目に入ってきた。







そのポツリ、ポツリ間隔は結構なもので、バスでガンガン飛ばして1時間弱くらいかな?
「あぁ、コレの関係者だったのか。」
と思われるお祭りを発見。







シーク教のお祭りで、ありがたい経典をお寺に返しに行くところだそうです。
この飾られたお神輿(?)の中にその経典が入っています。

ちなみにセレブ・コートでおなじみアブタールもシーク教。
おそらく日本人が『インド人もビックリ!』とか『印度カレー』とか聞いた時に思い出すターバンのインド人はシーク教のインド人。

戒律の厳しい宗教の様で、私たちがインドの民族衣装“パンジャビ”を着ていたときも、
アブタールは足首が見えようものなら眉をしかめてグイッ!!と裾を引張っていました。
いるんですよ、お堅いインド人。
  


2009年10月28日

王様(みたいな弟子)と私。




彼の名前はアブタール。
こんな王様みたいなコートを着ているけど私の弟子です。


なぜ私の弟子なのか?
それはアブタールが私の事を先生と言い、
自分の事を弟子だと言ったからicon22


では、なんの弟子かと言うと、
日本語デス。


去年、ロータン峠の帰りの車の中で私がアブタールに日本語を教えたので、
義理堅い彼は、まだ私の事を先生と呼んでくれる。
なんて謙虚なインド人。

実際は私は英語ができないし、アブタールは日本語ができないし、
一体どれくらい教えられたかと言うと・・・・う~んface07
でも、先生と呼んでくれます。
しかも、よく私の顔を覚えてたな~ってそれも感心しちゃったりして。
いるんですよ、勤勉なインド人も!



それは、そうと一つ言っておかなくちゃ。

アブタールのこのコート、自前じゃないですからね。
ロータン峠に行く途中の茶店?休憩所?でコートや防寒具のレンタルをしているのです。
スキーウェアとか色々あるんだけどね、
アブタールは豹柄フサフサコートをステキにセレクト。

似合ってる。
確かに似合ってる。
アブタールの選択は間違ってない。

この日のロータン峠で一番のセレブに見えたよ、アブタール。
  


2009年10月25日

ゾロ目だ!




マナリに向かう途中、泊まったホテルの部屋がゾロ目だったface01

なんだかうれしかったので写真に撮ってみた。






ほんで、コレがインドのおばちゃんだ。

同じファイルにはいっていたので、ついでに写真入れてみました。
クルクシェートラで会ったおばちゃんたちで、私が写真を撮っていたら

「あんた、どうせ写真撮るなら私たちを入れときなさいよっ!」(←想像)

みたいな感じでグイグイやってきた。
恐らく100人中100人がお気づきかと思いますが、明るく元気でパワーのあるおばちゃんたちでした。
私的にはトラとか豹のでっかい顔入りプリントのシャツを着てほしいと心底思いました。

意外とアノ関西柄(勝手に命名)をインドに輸出したらウケるかもよ?


  


2009年10月20日

インド de プリン

過酷なチベットの旅を終え、私はインドへと飛んだ。

そこで泊まったホテルは超一流ホテルの“タージパレスホテル”
どれくらい一流かというと、同じタージグループのホテルがテロの標的になったくらい一流です。

そんなワケで、セキュリティーチェックは厳しかった。
ホテルの門を入る前には車体の下に爆弾ついてないかってミラーでチェックされ、
(万が一爆弾ついてたら一番私が危ないじゃんicon10しっかりチェックをお願いしますよ!!)

ホテルに入る前にも空港並みのチェック体制が整っている。
実際ホテル前によく空港にある金属探知機みたいのが常設されていた。

ま、そんなセキュリティーの話は置いておいて。
この超がつく一流ホテルで私が一番感動したもの・・・・。

そう、それが朝食のバイキングの時に運がよければ出会える≪プリン≫だ。
最近、日本の主流派やわらかプリンですが、ここでプリンを食べて思いました。


これからは固いプリンがくる!!

スイーツと呼ばれるものを久々に食べたからなのか?
なんだかやたらとおいしかつた~face05  


2009年10月18日

インド、発展しちゃってます。

インドは確実に発展を遂げている。

たった1年の間でインドの水準はグッicon14っとレベルアップしていた。


まず、噂には聞いていたが、デリーのスラム街は姿を消していた。
明らかなスラム街跡地があったりしたけど、もうスラム街自体は存在しないらしい。
みんなどこに行ったんだろう?


野良インド人がいない。
去年は道ばたにはず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと日がな一日何もしていないインド人が道路脇に座っていた。
灼熱の太陽の下で日陰にすら入らずにず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと座ってるだけのインド人がデリー→マナリ間をほぼ途切れることなく存在していた。
それがいない。
どうやら皆、道路工事をしているらしい。


それゆえ、道路整備が尋常ならざるスピードで進んでいる。
これは政権交代が関係しているそうです。

以前はセレブ階級の政権だったので、下層階級の生活改善には全く興味がなかったらしいのですが、
今回は下層階級の政党に変わった為、道路工事を公共事業として仕事を与えているそうです。


建設現場に竹の足組みが見当たらない。
素材が鉄に変わっていた。
去年は結構な高いビルでも建設現場の足組みは99.9%の割合で竹だった。
「あのしなりがインドにはいいんじゃない?」
とか適当なコトを言っていたが、どうやらハズレていたらしい。


水道から透明な水がでる場所が増えている。
インドの水は茶色いものだと思っていたのでビックリ!

去年はどんなに手を洗っていても爪の間が黒くなったのに、今年は全くなりませんでした。

face08あのインドが清潔になってきている!!

これはなかなかのショックです。
インドの良さが削られてるようなモンです。


でも、思えばチベットでさえ道路工事は進んでいる。
もうすぐこの世に未開の地なんてなくなってしまうのかもしれない。
そんな心配事が頭をよぎる私なのでした。






インド名物TATAのトラック
  


2009年10月16日

インドってステキ

思い出したことを時系列無視で書き続けたチベットの旅。

もう、だいたい書き終わったかな~?
と思い、いよいよインド編!

もちろん、誰にも待たれていたワケではありませんがicon10


チベットの旅の話の最後がトイレ事情の連続というのはあまり麗しくはありませんが
実際旅の間の70%くらいの割合を占める感心事でした。

ついでなんでインド思い出のトイレ事情です。


私は昨年もほぼ同じコースでデリーから来たインドのマナリまで行って来ました。
もちろん、ヨーガの修行です。

チベットで行ったヒマラヤをインド側から攻めてみるワケです。

≪豆知識icon22
この旅ではロータン峠といって、ダライ・ラマがチベットからインドに亡命して来た時に越えてきた所に行って来ました。
ロータン峠って和訳すると“死の峠”って言うんです。
なんて名前つけるんだっicon10

でも、まぁ、確かに大変な所。
だいたい標高4,000mくらいの所です。
マナリ自体も標高2,000mくらいはありますから、うっかり高山病になったりもします。
私は今年はさすがに6,000mを体験しての2,000m~4,000mですから、多少の余裕がありました。


さて、そんな北インドのマナリまで私たちはバスで行きました。
インド式サロンバスで!!

Q:なにを持ってしてサロンバスと認定したか!?

A:バスにトイレがついていたから。


なな、な~んてエクセレントなバスの旅なんでしょうface05
有閑マダムの旅じゃんっ!!
この贅沢さに多少のめまいを覚えつつ、
私はセレブトイレをご利用してみました。


≪結果報告≫
・内側からカギが開かなくなりトイレに閉じ込められた。
・閉じ込められている内にトイレ内停電。
・真っ暗で暑くて臭い中ひたすら電気が点くのを待った。


うふふふふっ!
結局、今年もスリリングなインドの旅が始まるんだと
そんな予感でいっぱいになった私でした。