2008年11月22日

チャンス。

今日は両親と遠くのホームセンターまで買い物に出かけました。
ステレオとレコードプレイヤーを乗せる台が作りたくて、木材の購入へ。。。

ウチにはのこぎりが無い為、1カット50円で木材をカットしてもらわなくてはならないし、
木材が余ってもまったくもって使い道が無い為、いかにして無駄が出ないように木材を選ぶかが重要icon21

私はケータイを取り出し木材の長さと幅に合わせて何度も計算を繰り返し・・・・
ている横で母親が大活躍face07
「あんた何してるの早く選びなさい!」
「あんたこっちにも種類が色々あるから見てみれば?」
「ツルツルした板だと猫がツメ研がないんだって!!」

う、うるさい。
計算できないんですけどっ!!

もう買う木は決まってるし、計算してるだけだから。
と、私も懸命に返事をしましたが、所詮そんなに気にしているワケではないので
『ふ~ん』
みたいな空気が流れただけicon11

その後も
「物干し竿あまってたらお母さんがもらおうかな。」
長いから運べないよ。
「紐でつるしてベランダから降ろせばいいでしょ。」
ウチ5階だから危ないでしょ。
「ギュッて縛れば平気だよ。」
安易過ぎる。下に人が出てきたら危ないでしょ!

って・・・やっぱり全然計算できないじゃんっicon05
ムキーッ!となりかけた私ですが思い出しました。
そうそう、私もyogaの智恵を学ぶもの、落ち着いて、落ち着いてicon12

と冷静を取り戻そうとする私の脳裏に今は亡き叔母の言葉が・・・

『あの子(母)はねぇ、子供のときからどっか抜けてるんじゃないかってくらいのんびりしてて、
1日同じ場所でだま~て、ジ~ッと本を読んでるような子で、本当に心配したのよ。』

天国の叔母さん、大丈夫です。
もう、ぜんっぜん大丈夫です。

人間には、いくらでも自分を変えられるチャンスが用意されています。
母もすでに、だま~て、ジ~ッと本を読んでるような子ではありません。

天国から見てみてください。
私があんまり相手にしないもんだから、もう“高枝切りバサミ”のコーナーに移動してます。
遠くから「外国製だよ!」って、なんか言ってます。
あと、この間来た時より猫のエサが高くなったとも言ってました。

・・・あ~、疲れたicon10  


Posted by のの at 19:59Comments(2)その他

2008年11月21日

勝負!

バルーン・バレーを体験してきた。
体験・・・と言うか、試合をしてきた。

チームの人がケガをしたと言う事で頭数気分で参加。
行ってみたら試合だった。

もともと体育会系のノリが苦手な根っから文科系の私ですが、
何事も経験!!と、前向き思考での参加。

しかし、自分に嘘はつけない・・・正直たのしくはなかった。
ただ、膝アテしてるとすべり込んでも痛くないっ!と分かったのが感動だった。

身体を動かす事はスゴク好きなワケじゃないけど、嫌いじゃない。
でも、勝負事はどうも苦手。

勝てば勝ったで負けた人の気持ちがなんとなく分かって気が重くて喜べない。
負ければ負けたでなにかしらのプライドが傷ついて面白くない。。。
勝っても負けても私には何にもイイ事がない。
それが勝負の世界。

でも、みんなイイ人だった。
「またおいでよ」と言ってくれた。

私は「趣味はポエムを書くことなんで・・・。」
と言うので精一杯だった。

久々に二極の対立の渦に飲み込まれた感じを味わいました。
そして今日、何故か顔にジンマシンが出てます。  


Posted by のの at 00:01Comments(4)yoga

2008年11月18日

クール&ドライ

素晴らしい人、正しい人、心豊かな人・・・etc.
「こうあるべき人間」像を考えた時、慈悲深く愛情豊かな人が私には浮かびます。

しかし、ヨーガの智恵を学び『独尊位』の考えや、人のあり方を学ぶにつれ、
どうも私はクール&ドライな人が到達点なの?それでいいの?それとも私の理解が間違ってるの?
う~ん・・・icon11

と、迷っていましたが。。。
今日、聞いた言葉です。

孤独感を通らないとワンネスには達しない。慈悲と愛が先ではなく結果として慈悲と愛が生じる。

かなり省略しましたが、スッキリしました。
なるほどね~icon14  


Posted by のの at 23:44Comments(0)スピリチュアル

2008年11月16日

グローバル・スタンダード

今日は月に2回のボランティア。
おじいちゃんとおばあちゃんとのヨーガの日。

ヨーガを楽しみに・・・と言うよりはお話したりする方が楽しみにされている気もしますが、
私もなんだか可愛がられに行っているばっかりで・・・正直楽しいですface02
全部で3クラス、1クラス30分ずつですが、
大体時間が押していって段々開始時間が遅くなってしまいます。

さて、その2クラス目で私は『グロバール・スタンダード』を目撃!!

例によって時間は押し気味だったのですが、ちょっとギリギリまでやっちゃえっ!
と最後のアーサナをやっていたとき、いつもダンディーなおじいちゃんが言いました。
「先生っ!急がないと次遅れちゃうでしょっicon05

あ、そうですね。
それじゃ急ぎましょうね~face02

と、おじいちゃんの方を見るとっface08
おじいちゃんは人差し指でバンバン腕時計を叩いていました・・・。

え~っ!!
なに、そのベタなリアクションッface08

それ、『遅いっicon08
って時の万国共通のリアクションだよねっ!?
言わば姑が窓枠を指でスイ~ッってやって「コレでお掃除したって言えるのかしら?」
って嫁いびりするくらいの典型的リアクションだよねっ!?

でも、でも、両方とも実際にやってるの見ないよっicon10


おじいちゃんがなぜ急に時間に厳しくなったのかは謎ですが、
・・・なんか、いいモノ見せていただきました。

ありがとうございますicon12  


Posted by のの at 00:07Comments(2)きまぐれエンジェル

2008年11月14日

非暴力

数日前から気になっていましたが、
猫の鳴き声が聞こえていました。

猫好きとして、「Help Me」の泣き声だな~っと思って辺りをキョロキョロしていたんですが、
本日、とうとう発見。

まだ手のひらサイズの白い仔にゃんこです。
急いで外に出て、コンビニで猫缶を買って捜索開始。
すぐにプレハブの下に潜んでいるのを発見。

しかし、残念なコトに野良でした。
目が・・・完全な野良です。
コレは野生動物です。人には慣れません。

案の定、私があげた猫缶を隠れて食べつつ、「フーッ!!」っと威嚇。

もう寒いんだから、意地を張らないでくれっ!!
って思うけど、仔にゃんこにしてみれば外に居るより私の方が命の危機なんだよね。

フト思った。
私が完全に『非暴力』ができていれば仔にゃんこも危機を感じず
「にゃん、にゃ~ん」とか寄ってくるのかな??

もっとエンジェル120%で生きてくればよかった。。。。
ごめん、ネコ。
  


Posted by のの at 21:40Comments(0)

2008年11月10日

働く人の悩み

友人でもあり、ヨーガ教室の生徒さんであるKさんから、
サトサンガの時間に相談がありました。

Kさんはある専門職に就いている人ですが、以前にある資格試験を受けたそうです。
その時、職場には誰もその資格を持っている人がおらず、Kさんは1人でその資格の情報を集めるところから始め、勉強をして、とても大変な思いをしてその資格にパスしたそうです。

そして、最近になり業務が多忙になってきたことから、もう1人その資格をとらせようと言う事になり、Kさんの後輩が資格試験を受けることになりました。
もちろんKさんは後輩に対して資格試験の事について詳細に説明し、傾向や対策など自分にわかる事はアドバイスしているのですが、その中で迷いが生じてきたとの事。

・自分は誰にも相談できる人もいない中で全て自分でイチから調べてやっていたのに、後輩は分からない事は何でもすぐ聞いてアドバイスをもらう事ができる。
・正直、今まで資格を持っているのが自分だけだったので、職場で重宝される事もあり立場的に良かったものが、他に資格を持った人ができると自分の立場が悪くなるのでは?
・かといって、知っているものを知らないとは言えない・・・。

最近はずっとこの事で悩んでいるとの事。

Kさんの悩みは特別なコトではないと思います。
多かれ少なかれ、意識・無意識に関わらず、働いている人はKさんの様な思いをしたり、体験があると思うのです。
もちろん私だってあります。

私からは【我々は、自分を助けているのであって世間を助けているのではない】と言う話と、
自分のしている事を「資格試験に受かる・受からない」、「資格を持っている・持っていない。」
の、短期的な視点で見ないようにしては?と話をさせてもらいました。

『資格』にこだわってしまうと確かに持ってる・持ってないは大きな問題ですが、
長い長い人生の中のひとつの経過点だと考えてみれば、
Kさんには何も分からないところから調べ、勉強し合格したという
“ゼロから始めて目標に到達できた!”実績と自信とやりぬく根性が身についているワケです。
この経験はこれから先の人生にどれだけ恵みをもたらすかって話です。

そして何より、自分が「嫌だな」と思いながら指導している自分自身に悩んでいるKさんは
間違いなく善良な人で、もしこれで後輩の指導に手を抜いたり、教えなかったりした場合、
結局Kさんは「あの時しっかり教えなかった自分」を責めて辛い思いをする事になると思うのです。

「Kさんに悪巧みは向かないから、もう諦めて出来る限りの指導をしたほうがいいよ。」

と、僭越ながらアドバイスさせていただきました。
Kさんも「そうだよね~。」と大爆笑。
ひとりで悩んでいてはなかなか答えは出ないもの。

それにしても私はまず、Kさんをとても尊敬します。
自分の素直な気持ちを話せると言う事はとてもスゴイ事だとひねくれた私は思うからです。
サトサンガの時間に素直にお話してくれたKさんに感謝です。

毎度、私は教えられるのです。

face02感謝face02









  


Posted by のの at 21:10Comments(4)

2008年11月08日

『素直』のスゴさ

前に書いたものを転記って、想像以上につまらないface07
考え方も変わっているし、歯がゆい・・・。
そして、削除しようにも記事の削除の仕方がわからない・・・更に歯がゆいicon11


さて、昨日はKさん宅でのヨーガ・レッスン=『家yoga』でした。
ママンとSちん、Mりん。
女だらけのヨーガ・レッスンです。ドキッicon06 って、女だらけのヨーガ・・・意外とフツウか。

瞑想のテーマは【普段の言動が性格となり 性格が人生を決める】
サトサンガの時間に各々の瞑想の内容を皆で話し合いました。

Mりん→つい最近、自分の発した一言で自分自身の「イライラスイッチicon05」をONしてしまった体験があり、
まさにタイムリーな瞑想になりました。

ママン→自分の置かれている環境から謙虚にならざるを得なかったという経験から「弱者にはなりたくない」と言う思いが強いとの事。

そこからは何を持ってして「強者」で何を持ってして「弱者」かと言う話に・・・。

ヨーガ的には、これは【二極の対立】ですね。
ストレス発生装置だface03

私からは「心の豊かさ」について自分自身勘違いしていたなぁと言う体験談をお話させていただきました。

私はボランティアで、とあるご老人施設にヨーガ指導に伺っているんですが、
そこにいるおばぁちゃまが、最初に会ったときには眉間にシワを寄せていて、ちょっとキツめの人かな?なんて思ってたんですが、通う内に色々お話してくれるようになりまして、ある日小声で私を呼ぶので行ってみると・・・。

『あんた、人には親切にしなきゃいけないよ。』

人生の先輩からの有難いお言葉です。
話を聞いてみると、おばぁちゃまは、何事か人に親切をしてあげたところ御礼に巾着を貰ったとの事。
おばぁちゃまは続けます。

『こうしてね、なんか人に親切にしてやると、こう言う(巾着)イイモンが貰えるんだから。』(←小声)

えっとぉ~・・・icon10
見返りではなくて自分が何かした事で他の人が喜んでくれるってうれしいですよね?
と、あくまでハートフルに解決したい私に対しておばぁちゃまは続けます。

『そうだよ、あんた。親切にしてりゃぁこんなイイモンが貰えるんだから!』(←やっぱり小声、何故?)

そうそう、ここは重度認知症の施設。
そりゃ、話はOne Wayさ、でもいいの。
おばぁちゃまが幸せならそれで!icon14

と、まぁこの日は「そうだね。」「そうだよ。」と、お互いが自分の言いたい事を言って終わったのですが、
私としては、ヨーガを行じるものとしておばぁちゃまにもっと心の豊かさに着目してほしいなぁ~なんて思っていました。

でも、通う内に段々とおばぁちゃまの事が分かってきて、
おばぁちゃまは戦中戦後を一家の長女としてたくさんの弟妹の面倒をみてきました。
それこそ、なんでも自分の事は後回し、自分はひたすら家族を支えて。

おばぁちゃまは言います。
『あの頃はね、みんなそれが当たり前だっただよicon12

私は子供の頃、弟の物を取り上げた事があっても、なにか分けてやろうかなんて考えた事も無かった。
なんだったら、一人っ子ならおやつでもなんでもぜ~んぶ自分の物になったのに!
くらいの事思ってました。

私のドコに心の豊かさを語る権利があったのか・・・icon11

おばぁちゃま、ゴメンicon11icon11

所詮、私たちの狭い狭い視野では、何が良くて何が悪いかなんて全体を見通した正しい答えは出せません。
良い悪いを判断するなんて、無駄なコトじゃないのかな?
しみじみ反省。


なんて、また偉そうに語ってしまいましたが、
ママンもうん、うんと話を聞いてくれました。

しかし、私が一番衝撃を受けたのは、まさに娘ほどの小娘である私に対してもママンは自分の気持ちを正直に話してくれた事です。
年を取れば取るほど、人には生き抜いてきた自負というか、経験に裏打ちされた人生哲学の様なものがあると思うんです。
経験を通して学んだ事だけに、ちょっとやそっとでは譲れない。。。

でも、ママンは話合いの場に自分の気持ちを素直に言う事が出来る人なのです。
これって、簡単そうでいて意外と難しい事です。
自分の“核”になるものをもし否定されたらって考えると、人ってそう簡単には手の内をみせられないと思いませんか?
しかも、相手は小娘。

スゴイって思いました。

もし、どんなに素晴らしい教えを受けても、
「理屈はそうだけど、実際は・・・。」
とか
「わかってるけど、でも・・・。」
とか言い始めたら何も変わりません。

ママンが100%納得できたかと言えば、それはわかりません。
でも、決して否定の言葉も口にはしない人です。

ママンを尊敬せずにはいられません。

今日もまた、教えながら教えられました。
icon12感謝icon12  


Posted by のの at 20:04Comments(3)

2008年11月07日

マハラジに会いに・・・。

せっかくなので、私の過去のヨーガ活動(?)をmixiより転記します。
長いです。。。

2007.05.01
前日に電話でマハラジの予定を聞いたところ、15時だったら会っていただけるという事だったので、せっかく逗子まで行くならと、以前から行きたくて仕方なかった北鎌倉の『葉祥明美術館』に寄ってみました。

朝は雨が降ってたらしいんだけど、私達がついた頃にはすっかりあがっていて、風とかもとっても気持ちよくってね~
「ステキな1日の予感。。。」
なんて乙女モードで調子にのりつつ美術館へ。

カーテンを開けて入った最初の部屋のうつくしかった事!
(※もちろんどのお部屋もステキ~!なんだけど。)
東海道線に揺られてきた甲斐があったってもんですよ。

・・・感涙でした。

そんなこんなで途中、連係プレイのなっていないおじいちゃんとおばあちゃんにうどんの代金まちがえられたりしつつ、
「お金持ちだったら絶対北鎌倉に住むんだけどな~。んで、できれば葉祥明サンに回覧板回したいよ。」
ってくらい素敵な北鎌倉を後にして私達は逗子に向かったよ。

のどか~な逗子の坂の上でマハラジにお会いできました。

前に友人が「ヨーガ行者の目は澄んでて刃物みたい」と言っていた事があったのですが、私は目が悪いので、そこまで細かいところは分からなかったんだけど、私はマハラジと相対することが鏡みたいだって思いました。

私はセコイ事にマハラジに会う時は「覚悟して素の自分で行こう!」と思っていたのに関わらず、前日の夜に(私なりの)予習していったりしてて、スッカリ背伸びモードでした。

まぁ・・・、そんなつけ焼刃的な予習はもちろん木端微塵。

でも背伸びトークの間、自分で思うものですね。
「あ~、私今、背伸びした事っていうか、取り繕った事言ってるのね~。」みたいに。
マハラジに質問してる途中から自己反省開始です。

マハラジは余計なものは全く必要としてないんですね。
全てにおいてそうなんですね・・・。
言葉も態度も身体のお肉も、余計なものは一切ありませんでした。


《ののの質問》

Q・私は慈悲深い人の話とか聞くと本当に感動するし、そういう人になりたいという気持があるに関わらず、時々意地悪な気持を持ったりしてしまって、またへこんだりします。

A・本来の人間はPUREな存在です。そういうネガティブな考えは本当のあなたではありません。それを自分と勘違いしないで分けて考えなさい。心はあちらこちらに動き回る子供や猿みたいなもので、時々いたずらをします。あなたはそのいたずらする心を制御しなければなりません。

あぁ、マハラジ!私それスートラで知ってた気がします。
学んだ事を全然生かせてないのね、わたしって~icon11
Q・ヨーガの教えで「危ない(だっけ?悪いだっけ?)ものに近寄るな」というのがありすが、日常生活してるなかで、私はどうしてもこの人意地悪だな~とか思うと、これも悪いものと考えてしまって避けたいと思いますが、それは私の心の狭さとも思って判断に困ります。

A・それはできるだけ避けなさい。そしてその人を憎まない事。できればその人の為にも祈りなさい。

それでいいんだ~!マハラジ~ッ!!近づかないで正解なんですね!!なんとなく知ってた気もするし、日本人の「耐えろ!」みたいな根性論がそれを許さなかっただけの気もするし・・・。
でも、確かに人を憎むより百万倍マシですよねicon12


あと、初歩の瞑想の仕方とか教えてもらいました。

★マハラジいわく、瞑想は毎日しなさい。少なくとも10分以上しなければ効果はありません。
忙しいというのは全く言い訳になりません。

私は目からウロコの連続でした。

そうして私とTみぃは、チャイとお菓子ご馳走になって帰ってきたのでした。
  


Posted by のの at 16:59Comments(1)