2009年08月31日

アニキ3

アニキ・・・それは革のテンガロンハットをかぶったナイス・ガイ!





この帽子はアニキのこだわりグッズのひとつ。
ここ一番の

『行くゼッ!!』

と言うときにはかぶっていた様な気がする。
しかし、帽子の大きさよりも確実に頭周りの方が大きかったというのはご愛嬌だ。



アニキのこだわりグッズは他にもあって、




この“揺れるお花”もその1つ。


チベットはラサなどの大都市以外はほぼ舗装道路はない。
半端無いデコボコ道を行くからこのお花も1日に何度も跳ねて飛んでいってしまう。

しかし、こころ優しいアニキはお花がどこに飛んでいっても必ず見つけ出し、またそっと元の位置に戻すのだ。
私が一度お花を拾って戻してあげたら、ちょっとはにかみながら『サンキュー!』って言ってくれたよ。


だが、旅の終盤に事件が!!





アニキが車内の掃除をしてたら折っちゃったみたいだよ。

どうしたの?って聞いたら無言だった。
  


2009年08月28日

アニキ2

オレはヤクの肉しか食わないぜ!
飲みモンは、ビールとコーラしか飲まないぜ!


コレは私がアニキに勝手につけたキャッチフレーズ。
旅の最初の頃にテキトーにつけた割りに・・・・当たってたかな。





みんなにヤクの肉を切り分けるアニキ。
アニキは切り分けるフリして自分ばっかり食べちゃうんじゃないかと心配しました。







肉に集中するあまりに口がとがってくるアニキ。
アニキの内面の可愛らしさが出てきてしまっています。



アニキの普段の飲み物はインスタントコーヒーの瓶に入った茶色い飲み物(最初に見たときはタバコの吸殻を水に浸すとこんな色になるよな~って思って、まさか飲み物とは思わなかったface07)だったんですが、
実はちゃんとコーラも飲んでました。
写真を撮ったんですが、暗くて全然撮れてなかったicon10

アニキ達ドライバーさんは道中ではよくカップラーメンを食べてたな。
アニキはいっつも2~3コ持ってた。


気のせいか、旅の間にアニキのお腹がどんどん膨らんでいく気がした。。。
旅が終わる頃には確実にハンドルにお腹がつっかえてて、車の乗り降り大変そうだったもん。  


2009年08月27日

アニキ





アニキです。


本名は〝ウィッドゥ〟
東の火と言う意味で、生まれた年に革命があったことにちなんでの名前だそうです。

この人は私がネパールからチベットに入国してからラサに行くまでずっと旅を一緒にしたドライバーさん。
カイラス山を下りてアニキの車を見たときはホッとしたものです。

アニキと言うあだ名は・・・自然とそう呼んでいたのでもうキッカケは思い出せません。
でも、なんとなく見たら分かると思います。

全身から漂う“アニキオーラ”的なものを感じませんか?
実際、ドライバーチームのアニキ的存在でもありました。

ちなみに、他の車の人達からは“辰兄ィ”のあだ名で呼ばれていました。


この世に生まれながらの覇王が存在するならば、
おそらく、彼は生まれながらのアニキなんだと思うんです。  


2009年08月26日

ようこちゃんにマンガを借りた。

『岳』ってマンガをまっつ~に3巻まで借りたので、
4巻から先が読みたいな~と思っていた。

そしたら、ようこちゃんが「ウチあるから貸してあげるよ。」と言ってくれた。
ヤッタ~face02

5巻~9巻までを貸してくれました。


4巻が気になるんですがicon10  


Posted by のの at 23:17Comments(6)その他

2009年08月25日

まっつ~にマンガを借りた。

『岳』ってマンガを借りてきました。

なんだか面白い本らしいとは知っていた。
ちょうどまっつ~が3巻を持っていたので貸してくださいって言うと、
「はい。」と快く手渡してくれたので1巻から貸してくださいと、ちゃんと1巻から借りてきた。

感想は・・・。
『山、こわいよ~icon10雪、やだよ~icon10icon10

とってもイイ本でした。
4巻から先が気になります。  


Posted by のの at 19:35Comments(0)その他

2009年08月24日

アグニホトラ行って来ました。

昨日は早朝から電車に揺られてアグニホトラに町田まで行って来ました。
途中で電車が止まったりしてなかなかの波乱の幕開け。


反省したり、新たな目標を持ったり。

1年ぶりに会う友人やカイラス仲間達、ヨーガを一緒に学んだ友人達。
本当はもっとゆっくりお話したかったけど、会えてうれしかったよ。


そして昨日はカイラス仲間であるまっつ~の家に泊めてもらった。
至れり尽くせりのお世話になって来ました。

たくさんお話してきました。

改めて、行った人の数だけ物語がある事を実感。
同じ様に生活していたようでいて、見ていることや感じていることは全然違ったりするんだね。


とにもかくにも、この1年の目標が達成出来るように頑張りたいと思います。  


Posted by のの at 23:24Comments(2)yoga

2009年08月21日

世界一の色男

ドゥルマ峠を越えられないとドクターストップがかかった私ですが、
実は元気でした。

肉体の健康度で言ったら酸素量は60%そこそこ。
立派な死人レベルですが、カイラス山の領域内に入ってからは肉体レベルとは別のエネルギーが
クワーッicon14icon14icon14っと湧き上がって来るのを感じていました。

でも、肉体的には不健康そのもの。
仕方ない・・・と思っていた私にポーターさんのリーダー〝カイラさん〟が声をかけてくれた。

「峠が越えられない程の病人には見えない。」
そう言って、峠を越えたいのならドクターに話をしてくれるとの事。


キタ~!!


そして、カイラさんはドクターとK先生に話をしてくれた。
ドクターもお医者さんとしてとても良い先生だった。(来年のカイラス巡礼にも来てくれればきっと来年の人達をを色々と助けてくれると思うので、うっかりまた来てくれればイイのにと思います。)
だからこそ、峠越えはさせられないとカイラさんとは言い合いに近い勢いで話し合っていた。
私はただ見守るのみ。

そして、最終決定はK先生へ。

「いいんじゃないの?」
あっさり決まった。

さぁ、峠越えだ!!
私は馬方のオジサンをすばやく探して出発進行icon16


それにしても、あの噂は本当だった。
カイラス巡礼に行くとカイラさんの虜になってしまうと。

マジです。
私の中で数年来動かなかった世界一の色男の座をカイラさんはサラッと持っていきました。
もちろん、峠越えの交渉をしてくれただけではなくて、旅の間中カイラさんの事を見るとはなしに見ていると、
本当にステキな人なので、みんなファンになっちゃうんだよね。






ただ今、私の中の世界一の色男ランキングNO.1のカイラさんです。

私はマトリックスのモーフィアスにちょっと似てると思ってましたが、誰もそんな事言わなかったな~face01
  


2009年08月21日

ゴミの分別

チャリで南幹線を激走していたら、とってもノドが乾いた。

自分で思っている以上にノドが乾いたらしく、
気がついたらセ〇ンイ〇ブンに向かってハンドルを切っていた。


グイッ!
っと飲むヨーグルトを飲み干し、
さ、ゴミを捨てて出発っ!!

と思ったら。。。
ゴミ箱の種類がたくさんあるっface08
コレ、どれ?

私が飲んだ飲むヨーグルトはどこに分類されるの??


う~ん、どれだっ??
考え込む私に通りすがりのおじ様が声をかけてくれた。

「どうした?」

『ゴミの分別が複雑すぎで捨てられないんです。』

「ソレはここでいいら。」

見るとおじ様は満面の笑みでゴミ箱のひとつを指差している。
確か、箸とかなんとか書いてあった。

『そうします。』

他に無さそうだったのでポイッっとゴミを捨てて
『たくさんある割りに分かりにくいですよね~。』
と私も満面の笑みで返してみた。

すると、おじ様は更に満面の笑みでうんうんといった風情で立っていた。


再度チャリで激走しつつ思った。
“いいもん見たな~”と。  


Posted by のの at 17:40Comments(0)その他

2009年08月19日

ドクター・ストップ

何回か書いてますが、
カイラス山コラのクライマックスであるドゥルマ峠越えの前日に
私はハンサム・ドクターから「明日の朝、酸素量が60%を切ってたら君は峠は越えられないよ。」
と言われていた。

そして、ドクターから渡されたのはちっこい、ちっこいお薬。
「これを午前1時に飲みなさい。」

意外と難しいんだよ、ソレ。
目覚まし無いし、電気無いところだし。


高山病には苦しんだけど、私の予定にドゥルマ峠越えをしないというのは無かった。
いざ、リタイアを現実に突きつけられるとなかなかツライ。

ので私は考えた。

こういう時は、この執着を手離して神を信じることが出来た者がドゥルマ峠を越えられるんだ。
大体、物語ってそんなパターン!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でもどうやって?

頭で分かってる事と実際に行動出来るかどうかはずいぶん違う。
口では簡単にあきらめたとか気にしてないとは言える。
でも、私の気持ちは本当についてきてるのか自分では分からない。

が、チベットは厳しいところ。
結局私に出来る事は午前1時に薬を飲むことくらい。

寝床を整えて枕元に水筒、本体だけになった腕時計、懐中電灯、懐中電灯の電池がスグに切れるので替えの電池、そしてお薬。


出来る事は終了。
就寝だ。


フッと目が覚めた。
時計を見ると0:10。

過ぎてない。よかったface01

うとうとして次に起きたのが0:30。
さらにうとうとして次に起きたのが0:50

もう、寝なきゃいいや。
そうして1:00に私はお薬を飲んで自信満々に就寝。

無問題だねicon22


翌朝の酸素量は62%

無問題だねicon22icon22

自信満々だった私ですが、
朝食後にあっさりリタイア宣言されてしまいました。
いくらなんでも酸素量が少なすぎるという事。

60%越えたじゃん~っ!!


でも、決めるのは私じゃないしね。
ちょっと転がって暴れてみようかと思いましたが止めときました。

出来る事はしたしね、仕方が無い。
戻って、チベット式カップラーメンを食べるのを目標にしよう。
肉入ってるけど、この際いいか。

が、実はこの時もあまりドゥルマ峠越えをしないと言う気はしないまま・・・。
実感がわかなかっただけでしょうか?

酸素少ないからね。
あんまり考えられないし。


そして、そんな私に救いの手が・・・icon12


でも眠いので今日はこの辺で。  


2009年08月17日

ウチのにゃんこ

最近、うちのにゃんこがブログに出てこないとお友達に言われましたので、
にゃんこについて書いてみました。







これがウチのにゃんこの『タンタン』さんです。

別に私が坦々麺が好きでつけたわけではありません。
でも、80%の割合で「坦々麺の?」と、聞かれます。

フランスの絵本のタンタンという男の子の名前からいただきました。
絵本のタンタンはよく冒険をしていますが、ウチのタンタンさんは超ビビリです。

ネコだけど蚤の心臓です。
そしてメスです。


その昔、私の母親が公園で拾ってきました。
しかし、そんな事は忘れてしまった様です。
母が別の仔猫を預かってくれとウチに連れてきた時には信じられないくらい辛くあたってました。


お客さんが来ると、まず隠れます。

何度かウチに来ると段々慣れてきて、ある日突然スリスリしたりしてきます。

しかし、相手がお子様の場合は「この家、ネコ飼ってるんだ~!」
という事がバレないように息を潜めて隠れ続けます。

ウチは家具らしい家具がほとんど無い家なので、そんなに隠れる場所自体がないのですが、
それでも、お子様が来た場合には家主である私も見つけられないような所に隠れています。

が、残念なコトに洗面所の引き出しに隠れたときにはネコ故に引き出しを閉める習慣がないのでスグに見つかります。
未だになぜ見つかるのかは分かっていない様子です。


この間の地震が相当怖かったらしく、最近は私が出かけるのを嫌がります。
1ケ月間のチベット・インドの旅から帰って来たときに3日間だけ甘えん坊でしたが、
今もチョビット甘えん坊です。

ちくわが大好きです。
最近は“銀のスプーン”のドライフードもお気に入りです。

そして、その“銀のスプーン”をFAXにゲロッってました。
箱から出したばかりだったので、ちょっと私をブルーにさせましたが、

タンタンさんは全く気にしていません。
その日も、その日以外もグッスリ眠っています。

きっと、こんなんだからネコがうらやましいって世間から言われるんだろうね。  


Posted by のの at 22:02Comments(2)その他

2009年08月15日

絆があるの。

ドクターストップが出た私ですが、
色々あって、標高5,880mのドゥルマ峠越えに挑む事になりました。
(ドクターストップの件は書いてなかった・・・気がする。)


平地でも足を踏み外す馬“ムキリョクテイオー”と“自由な馬方のオジサン”
そして“死にかけの私”のイイ意味で運を天にまかせたチームで出発だicon10

キッチリ等間隔で進むなんてチベットの馬方さん達にはできない(というか必要性の無い)相談。
な~んも無いところを、
「あれっ?他の馬どこ??」
ぐらい寂しいカンジで行く事もあれば、

インディー・ジョーンズよりインディー・ジョーンズだ!!
ってくらいハラハラドキドキの崖を上ったり下りたりもする。

そして、ドゥルマ峠は雪でした。
でも、これでも不幸中の幸いです。
変に雪解けしてしまうと足元がぬかるんで馬で峠越えは難しい。
むしろ雪で凍って足場が固い方がいいらしい。

が、よいしょっ!っとムキリョクテイオーが大きな岩に上った瞬間!!

スパーーーーン!!

ムキリョクテイオーの前足が凍った岩の上を滑って180°OPENface08

「ひぃ~~~~~~っ」

落馬か!?
と思ったが、何しろ私は馬上で騒ぐなと教えられている女。
瞬間、無言で対応する腹を決めた。

すると、前足がスパーンとなったムキリョクテイオーも
ビックリして肩にグッ!っと力が入ったらしい。


シャッッ!!

また岩の上を滑って瞬時に前足が戻ってきた。



ムキリョクテイオー直立。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


私もオジサンもムキリョクテイオーも何が起きたのか分からなかった。
キョトンッ!だ。


「えっ??」

心の中ではかなりなパニックの私。
我ながら状況が分からずになんだか動けなくなっているムキリョクテイオー。

こんな状態に一番切替えが早かったのはやはりオジサンだ。

「じゃ、行くか。」
時間にして3秒くらいで今の出来事なんてどうでもよくなったらしい。

しかし、ムキリョクテイオーはそうは行かない。
「怖いもんっicon11ヤダもんっicon11icon11
と足を踏ん張って抵抗している。

私はすかさずムキリョクテイオーを撫でたりして励ましだっ!!
だって、私、馬下りたら峠越えられないよっface10


そして私は知った。
いい加減だとばかり思ってたオジサンが馬方として最優秀の人だった事を。。。

オジサンはムキリョクテイオーの気持ちを汲んで、
「ほら、大丈夫(的なコトを)」声かけしながら
ムキリョクテイオーが分かるように滑らない岩にオジサンの足跡をつけ始めた。

元々ムキリョクテイオーはオジサン大好きの大人しい馬。
その一言をきっかけにオジサンの足跡を目印に歩き始めた。

オジサンとムキリョクテイオーの間には確固たる絆があるんだと
私、ちょっとカンドーicon12

それからの私はムキリョクテイオーを褒める事のみに集中。
崖だろうと、平地に近いデコボコだろうとムツゴロウ並みに「ヨシ、ヨシ、ヨシ!!」
たてがみ撫でまくったよ。


最終的に言うと私とムキリョクテイオーの間には絆らしきものは生まれなかったが、
それでも頑張ってくれたんだよね。
多分、君以外のお馬では峠は越えられなかったと思うんだよ。  


2009年08月15日

最近の

今日、思ったんだけど最近の玉ネギって切ってても涙でないよね。

あと、最近の菜の花ってあんまりアブラムシついてないよね。

あと、階段の踊り場にあんまりカナブン落ちてないよね。

あと、すずめとかツバメの巣を見ないなぁ。


まぁ、それだけですけど。  


Posted by のの at 00:49Comments(2)その他

2009年08月13日

夜店市

明日から16日は夜店市。

お花屋さんのフィオリスタのbesoさんが出店するので、私も手伝いに。
ついでにチョコッと商売しちゃうぞ。

私は人が集う場所が苦手なので夜店市なんて積極的に出かけたことがないので知らなかった。
てっきり夕方からやってるのかと思ったら、15時開始なんですね。
ガンガンに暑いじゃないですかっface08

と、いうワケで暇な人は是非とも冷たい物を差し入れにがてら遊びに来て下さいicon12
多分、しわしわに燃え尽きちゃうんで。


場所は北ワシントンホテル近くらしいです。
目印は・・・なんだろ?
なんかあるのかな??
私とbesoさんの干物??


そうそう、besoさんが“ウ〇チ”のおもちゃを売るって言ってました。
今、子ども達に大人気らしいですよ。

でも、今に限らず子供ってだいたい“ウン〇”って言葉が好きですよね。
その一言で狂ったように笑う印象があります。

魅惑の3文字です。

まぁ、そんな話は置いておいて。
私も夜店市にガッツリ行くのも参加するのも始めてなので、今からちょっぴり楽しみです。  


Posted by のの at 21:17Comments(2)その他

2009年08月12日

地震お見舞い申しあげます。

揺れたりもしたけれど、私は元気です。

生涯で1番揺れたからビッッックリface08したけど、
ケガもなく、割れ物もなく、無事元気。

テレビでやってるほど大変なコトはありませんでした。


なにより、前日に名古屋行っていて変な時間に夕寝をしてしまい。
結局寝たのが昨日のAM4:30。
うつらうつらしていたら・・・地震でした。

丁度うつ伏せで寝ていたのでベッドにしがみついて“神様~!!”と心の中で叫ぶ私。
いい加減揺れてからビックリして飛び起き、〝ギャッ!〟っと一声鳴いてからベッドの下に飛び込むネコ。


しかし、不幸中の幸いというか被害が出るギリギリのラインの地震だったなぁと思います。

1時間遅かったら火事とかあったろうし、
もうちょっと揺れが大きかったら確かに大変なコトになっただろうし。。。

個人的にはあと5秒ゆれてたら棚から落ちただろう割れ物がいっぱい。
ぜんぶギリギリの場所で止まってました。
植木鉢も落ちてましたが「あれ?ここに置いてたっけ?」と思うくらい大人しく落ちていて、
ひっくり返ってるモノもなく、片付けもしなくてよかった。
いい性格の植物達です。


それにしても、私は眠たすぎて余震の間、起きている事ができませんでした。
これがいわゆる地震慣れ?
友達が心配してメールや電話をくれましたが、ちゃんとお返事できてたかしら?

でも、やはり怖かったですよね。
ネコは余震の度にベッドの下へ飛び込むようになり、
(まさにネコまっしぐらだicon16

私はあったかいご飯を食べたらなんだかホッと気が抜けるし、
平気だ、平気だって思ってたけど やっぱり緊張してたんだって思いました。

10時頃には普通に外出して普通に生活してたけど、
夕方にはスゴク眠くなり、爆睡です。


とにかく、みんな無事でよかったです。  


Posted by のの at 12:57Comments(2)その他

2009年08月10日

講演会 無事終了!

8日に第1回 タット・サット講演会が終了しました。
初めての講演会主催だったので、ドキドキでしたが無事終了。

いろいろ心配していたんですが、思った以上になごやかで楽しい会になりました。







水野先生のお話はとても面白くて皆さん興味深々ですねface02






その後、全員足もみリフレクソロジーの体験です。
本当は20分くらいの足もみのリフレクをお願いしていたんですが、
さすがは“癒す人”中途半端ができないんですね。
ガッツリやっていただきました。
一人30分以上はやってたんじゃないでしょうか??

この姿勢、私も見習いたいです。





左右の足の色の違いが分かりますか?
足もみの威力にみんなビックリface08





でも、たまにはこんなカンジになりますよね~icon10






さて、こちらは高血圧を心配しているおじ様。
「高血圧の人はふくらはぎが硬いのよ。」と水野先生。
みんなで“どれ、どれ触らせて~!”
と、おじ様のふくらはぎをタプタプ。

なぜかうれしそうなおじ様。






講演をしていただいた水野先生、応援にきてくれた法月先生、コンさん、チュンさん、
参加していただいた皆さん、どうもありがとうございました。
参加者の方から一番聞いた感想が“なごやかだった”
言われてみれば、確かにそんな会だったと私も思います。

ちょっと、主催について分かってきたので今度はまた違う会を計画してみよう。



水野先生は講演会寸前まで風邪でダウンしていたと後から聞きました。
とてもそうは見えない講演に全力のリフレク。
気のせいか講演後のほうが元気にみえたくらいです。

スゴイ~!!  


2009年08月09日

小学2年生・・・3

さて、そのままの馬方さんに教えられた私ですが
日本に帰って酸素たっぷりのところで思いました。

「チベッタン小学2年生だな~」
なんて思っていた私。
しかし、日本人ベースの常識や大人として当然こうあるべき、こうしなければいけない。
を取り払って私の言動を探っていくと・・・

うふふ、幼稚園の時の私となんら変わっていないの。
喜怒哀楽の原動力は幼稚園のままなの。

それを隠そうとしてそれなりの理由をつけたりそれなりの対応はするけどね。

そうか、小学2年生なんて、オジサン大人だったんだな~icon11
  


2009年08月09日

更新

最近ブログ更新してないね。

お友達に言われてしまいましたicon10

・・・だって、忙しかったの。
人生って、忙しいものなの。


あと、眠かったのface04
結構これは逆らえないでしょ?


しかしながら、今日は『第一回タット・サット講演会』
色々心配したのですが、思った以上に楽しい会になりました。
コレを報告しないとねface02

でも、やっぱり眠いので
また明日icon06  


Posted by のの at 01:44Comments(0)その他

2009年08月04日

小学2年生・・・2

また明日とか言ってたのスッカリ忘れてた。


さて、私のチベット人嫌いを払拭した出来事。
それはやはりカイラス山で起こった。

私の組んだ馬方さんは労力を使わずに働くタイプの人だったので、
およそ20チームいる中で、常にほぼ最後尾を歩いていた。

その時ものんびりペースで山を下っていたところ、
前方になにやら人だかりが・・・!!

人や馬でよく見えないが、どうやら誰かが落馬したらしいっface08

一体なにがあったんだろう!?
大丈夫なんだろうか???

旅の仲間の一大事だ。
私も前方の様子が知りたいと思ったが、
その時、馬方のオジサンはもっともっと何が起きてるのか知りたかったらしいicon10

おもむろに右手の崖をどんどん上り始めた。
もちろん、馬を連れて。

っつ~事は、
もちろん、馬に乗ってる私も連れて・・・だface08face08

え~~~~~~っ!?


ちょっと、ちょっと!?
崖だってのっ!!!

しかし、オジサンはお構いナシにどんどん崖を登っていく。
道なき道をどんどんと。
そら、道ないよ。
だって、崖だもん!!

やめて~っっ!!

何度叫びたかったか分からない。
でも私、馬上で騒ぐなって教えられてるからさっface10
ココまで来たら、もう暴れないのが一番安全だしっface07


そして、オジサンはサッサと落馬現場を真上から見渡せる所まで崖を上がりきって叫んだ。
『どうなってんの~?(←私の想像)』

すると、現場より中継が。。。
『あ~なって、こ~なって落馬したんだよ!(←もちろん私の想像。)』

ひとしきり情報交換が終わるとオジサンは、
『あ、そう。』
とばかりに今度はどんどん崖を下り始めた。

よ、よかった~icon10

と、思ったのも束の間。
オジサンは崖上から追い越しをかけ、今度は先頭に踊り出た。
そしてそのまま何事も無かったように歩き続ける。


ちょ、ちょっと~っ!!
私の旅の仲間が落馬してるのっ!
心配だってのっっ!!!


スッカリと気が済んでどんどん先を行こうとするオジサンと慌てる私。
すると、オジサンもさすがに気づいたらしい。
私が心配してるって事に。

『なんだ、お前アレ気になるのか?(←私の想像。)』

「気になるよ、当たり前じゃんっ!」(←日本語)

『そうか、じゃ、お前はアレを見に行け。オレはココで休む。』(←私の想像。)


交渉成立だ。
オジサンは私を馬から下ろすと完全休憩体制に入った。


幸いにも、落馬した時には真後ろにドクターの馬がいてすぐに処置をしてくれたらしい。
そして、そのとき初めて知ったが、ドクターは外科医だったそうな。
不幸中の幸いです。

ホッと一安心した私ですが、
その時思ったんです。

そうか、チベット人って自分の心に忠実なんだな。

そう思うと今までの戸惑いが解けていきます。
したいからしてただけ。

そうだな、例えれば小学2年生くらいなカンジか。


その日から、私はチベット人が全然嫌いじゃなくなりました。
むしろ、結構ツボ。


チベッタン、それは愛すべきそのままな民族。。。  


2009年08月02日

小学2年生・・・1

私は正直言って最初はチベット人が好きじゃなかった。
いや、むしろだんだんに嫌いになっていった。

私にとってチベット人は今まで会ったどんな外国人とも違う不思議民族だった。


何も無い所だから〝なんかおくれ!〟とやってくるのは分かる。
でも、テントまで入って物を取っていこうとするのはいかがなものか?

あなた達の〝貰う〟と〝盗む〟の境界線はどこなの!?


しかしながら、本当に何も無いから〝なんかおくれ!〟とやってくるのは本当に分かる。
でも、宿泊先(ホテルの名で呼ばれていたが、日本人からしたら絶対違う建物)に大勢で押しかけて部屋の中まで大声出しながら押し入ってくるのはいかがなものか?

そのアグレッシブさ、国が違ったら犯罪だよ?


これが想像以上に何にも無いから外国人が珍しいのも分かる。
でも、深夜に自分のテントをザーッってなでて行かれたら本当に怖いんだよ?

おまけにテントの傍で野犬の鳴きまねされた日には意味わかんなくてパニックだから!!


他にも深夜にホテル(という名の外気温とほぼ同じになる極寒の建物)のドアを
“オイ、オイ、オイ!!”
と叫びながら猛打してきたチベット人。

まぁ、チベットと日本で“オイ”の使い方一緒なんだってちょっとした感動だったけど、
寝不足高山病に一番よくないんだからねっface09



やせ我慢しないっていうのも私のカイラス巡礼での密かな課題だったので、
『チベット人嫌い』って何回か口に出してみた私ですが、やはり神のいる山カイラス。
そんな私の見解を改める出会いが・・・・。

それが、私の馬方のテキト~オジサン。

私はもんたよしのりに似てると思ってたんだけど、武田鉄也に似てるとの話もありました。






なんだかPCが熱くて仕方ないので続きはまた今度にしますface07  


2009年08月01日

テキトーなオジサン。

馬方のオジサンはテキトーだった。

雰囲気からすればどっかの競艇場とか競馬場にいそうな感じ。
省ける手間は全て省き、最小限の労力で仕事をこなし、最大限楽しみたい人だった。
しかし、それが珍しいわけではない。
20チームの内におじさんの“競艇場仲間”は3~4人いて、
おそらく日本にもそんな人はいて、社会全体の割合としらた大体同じくらいなんだろうな~と
なんとなく思っていた。

そんなワケで(?)、馬に乗り始めて数十分後には私はオジサンに〝コイツ放っておいても大丈夫か〟
と分別されたらしく、おもむろに手綱を持たされオジサンはどっかに行ってしまった。
別に馬に一人で乗るのは良かったが、微妙に手綱が短いのでかなり腰に負担が・・・。

結局、私は手綱を離し、鞍を持って行く事にした。

でも、手綱を馬が踏んでは大変だ。
そういう事なのか、私が手綱を離すとオジサンはどこからともなく現れ、再度私に手綱を持たせる。
そして私が離す。
数回繰り返したところでオジサンは馬のたてがみを掴む事を提案してきた。

まぁ、その方が楽だ。

しかし、大体この辺だろうたてがみを掴んでいたつもりではあったが、プロの馬方さんにすれば
ちょっと違ったらしい。

翌日、私が馬に乗ろうとすると『ココです!』
とばかりに馬のたてがみにカタがリボン結びにしてあった。
昨日私がつかんでいた部分とは1~2cmくらい上だった様に思ったので、その微妙なズレは馬にしてみるとイヤなのかもしれない。

1日馬に乗っていて分かったのですが、鐙の位置や鞍の位置でずいぶん馬の乗り心地が違うらしく、
馬方さんの調節によって乗馬の疲労度がかなり変わるらしい。
私は馬に乗ったときにオジサンがササッと調節してくれていたのでその疲れは全くナシ。

結局、テキトーだとばかり思っていた私の馬方さんは馬の扱いに関しては一流だったらしい。
だから最小限の労力で働けるんだね。