2009年02月25日
インドの思い出(最終回)
王様がいれば、ビックリ貧乏な人がいる。
さすがマハラジャがいる国!と思うようなホテルがあれば、空き箱に住んでる人がいる。
そんなゴージャスホテルがあると思えば、すぐそこにスラム街がある。
インド人は怠け者ばかりかと思ってれば、日本人より勤勉なインド人がいる。
どこでもかしこでもゴミを捨てると思えば、聖地がある。
聖地を大事にしてると思えば、やっぱゴミが捨ててある。
どうやらスッゴイ悪いヤツもいるらしいが、キリストの再来か!?と思わせる人もいる。
町の建物は造ってるんだか壊してるんだか分からない。
正反対と思えるものが当たり前の様に一緒に存在している。
そんな国だった。
・・・カイラスに行く前に去年の思い出が書き終わってよかった
さすがマハラジャがいる国!と思うようなホテルがあれば、空き箱に住んでる人がいる。
そんなゴージャスホテルがあると思えば、すぐそこにスラム街がある。
インド人は怠け者ばかりかと思ってれば、日本人より勤勉なインド人がいる。
どこでもかしこでもゴミを捨てると思えば、聖地がある。
聖地を大事にしてると思えば、やっぱゴミが捨ててある。
どうやらスッゴイ悪いヤツもいるらしいが、キリストの再来か!?と思わせる人もいる。
町の建物は造ってるんだか壊してるんだか分からない。
正反対と思えるものが当たり前の様に一緒に存在している。
そんな国だった。
・・・カイラスに行く前に去年の思い出が書き終わってよかった

2009年02月24日
インドの思い出(家 編)

南インドのバンガロール郊外の家
一瞬、登呂遺跡かっ!?と思ってしまった。
何時代から家の形変わってないのっ?って。
しかし、この家の形態はあちらこちらで見た。
葉っぱで出来た部分が板だったり、ビニールだったり
いくつかのバリエーションがありました。
中はちょっと土が掘ってあって、なかにぎっしり荷物と人が入っていた。
あと、空き箱に住んでる人もいたな~

しみじみ思ったよ。
屋根があって、その下に家族が住んでたら、それが“家”だ。
2009年02月23日
インドの思い出(Sensitive編)

アーユルヴェーダ グラムにて。
アーユルヴェーダ グラムでは、ドクターが脈を計ったり問診したりして体質が判定される。
私もちょっとステキなドクターに診断していただきました。
「あなたの性格はおおらかですか?」
と聞かれ。
私自身は案外細かいところもあるのよね~。
と思いつつも、この旅の間中『ののは性格がおおらかだよね~。』と言われ続けていたこともあり、
にこやかに私はおおらかな性格です

と答えてみた。
ステキドクターは私の脈を計りつつ、ステキ笑顔でこう言った。
「彼女の脈はそうは言っていない。彼女は非常にSensitiveだ。」
・・・・お恥しい

私は猛然と言い訳を始めた。
だって、みんな私のこと大らかな性格だって言ってたから、
だからそんな気になっちゃったんだもん

そして私は激しく後悔した。
なんで自分のことを人の判断に任せてしまったのか、
yogaの教えの≪独尊位≫の全く逆を行ってるよね。
そして思った。
これから気をつけよう。
2009年02月21日
インドの思い出(私はコレを知っている!編)
水が茶色かったり、
ホテルの窓を開けたらゴミ捨て場だったり、
知らない内に爪の間が黒くなってたり。。。
別にインドが全部ばっちいワケじゃない。

私たちはココでアーユルヴェーダ体験をした。
もちろん、ひとりひとりが体質が違うから身体に塗られるオイル(?)もみんな違ったみたい。
コイツがなかなか強烈で、シャワーを浴びてもな~んか残ってる。
私はず~っとこの匂いが気になっていた。
だって、おいしそうな匂いなんだもん。
言うなれば“みつだんご”・・・・?
う~ん、今イチ違う。
なんだろうな~?絶対嗅いだ事あるんだよ??
なんだろ?なんだろ????
かつて無い集中力。
これが瞑想で生かせれば・・・!!
そして、神は真に答えを欲するものには与えてくれる。
わ、わかった!!
ケンタッキーのビスケットのタレ!
あのメイプルシロップのヤツ!!
何かを全力で成し遂げたこの満足感。
こんなところで味わうとはね
ホテルの窓を開けたらゴミ捨て場だったり、
知らない内に爪の間が黒くなってたり。。。
別にインドが全部ばっちいワケじゃない。

ここはアーユル・ヴェーダ・グラム
アーユルヴェーダによって体質改善をする人達の宿泊施設。
限りなくリゾートだ。
(私の泊まった部屋はお湯でなかったけどね。唯一のシャワー屋外だけどね。)
アーユルヴェーダによって体質改善をする人達の宿泊施設。
限りなくリゾートだ。
(私の泊まった部屋はお湯でなかったけどね。唯一のシャワー屋外だけどね。)
私たちはココでアーユルヴェーダ体験をした。
もちろん、ひとりひとりが体質が違うから身体に塗られるオイル(?)もみんな違ったみたい。
コイツがなかなか強烈で、シャワーを浴びてもな~んか残ってる。
私はず~っとこの匂いが気になっていた。
だって、おいしそうな匂いなんだもん。
言うなれば“みつだんご”・・・・?
う~ん、今イチ違う。
なんだろうな~?絶対嗅いだ事あるんだよ??
なんだろ?なんだろ????
かつて無い集中力。
これが瞑想で生かせれば・・・!!
そして、神は真に答えを欲するものには与えてくれる。
わ、わかった!!
ケンタッキーのビスケットのタレ!
あのメイプルシロップのヤツ!!
何かを全力で成し遂げたこの満足感。
こんなところで味わうとはね

2009年02月20日
インドの思い出(パンジャビ編)
パンジャビ。
それはパンツスタイルのインド伝統的な服。
1日でパンジャビの仕立てができると聞き、私たちは生地を選んで
インドの仕立て屋さんに発注。
この時、すでに嫌な予感はしていましたが
そんな事にこだわっていたらインドで何が買えましょうや。
そしてやってきたパンジャビたち。
インドには立体裁断と言うものが無いそうな。
縫製のあちこちにつじつまが合わなくなった部分を強引にミシンでエイッ!!
みたいな部分が・・・ね。
しかし、私はツイてた方。
他の人達はわざわざ採寸したのに大きかったり小さかったり、頼んでデザインと違ったり。
町の仕立て屋さんに頼んだ人なんてパンツのゴムがホチキスで留まってたりセロテープで留まってたり。。。
ゴム結ぶっていう選択肢はないの???
それはパンツスタイルのインド伝統的な服。
1日でパンジャビの仕立てができると聞き、私たちは生地を選んで
インドの仕立て屋さんに発注。
この時、すでに嫌な予感はしていましたが
そんな事にこだわっていたらインドで何が買えましょうや。
そしてやってきたパンジャビたち。
インドには立体裁断と言うものが無いそうな。
縫製のあちこちにつじつまが合わなくなった部分を強引にミシンでエイッ!!
みたいな部分が・・・ね。
しかし、私はツイてた方。
他の人達はわざわざ採寸したのに大きかったり小さかったり、頼んでデザインと違ったり。
町の仕立て屋さんに頼んだ人なんてパンツのゴムがホチキスで留まってたりセロテープで留まってたり。。。
ゴム結ぶっていう選択肢はないの???
2009年02月16日
インドの思い出(澄んだ瞳編)

バンガロール(にあった)孤児施設“ヴィシュワラヤ”
来る者拒まずのヴィシュワラヤには、
外国から来たアーティストやら旅人やらがフラリとやってきてはフラリと去っていくらしい。
そして建物のそこかしこに絵やらなんやら描いたり作ったり。
(ちなみに私のHPの写真はヴィシュワラヤで撮った写真。)
来る者拒まずのヴィシュワラヤには、
外国から来たアーティストやら旅人やらがフラリとやってきてはフラリと去っていくらしい。
そして建物のそこかしこに絵やらなんやら描いたり作ったり。
(ちなみに私のHPの写真はヴィシュワラヤで撮った写真。)

現在、このヴィシュワラヤはラムラムさんの息子さんの“ナントカサン”が後を継いでいる。
この“ナントカサン”(名前、忘れました
)。
衝撃的です。
天使が人間になった?
人間が天使になる一歩前?
イエス・キリストってこんなんじゃなかったのっ!?
ってくらい瞳が澄んでいる。
存在が澄んでいる。
ただ立っているだけで両手を広げてるような包容力、許されてる感。
いるんだ、こんな人間が。。。
ありえるんだ、こんな人間が。。。
なぜ、インドにこんな人が?
いや、いや、インドだからこんな人が存在するのね。
あまりの衝撃に私はカメラを向ける事ができませんでした。
なんだか失礼な気がして・・・。
この“ナントカサン”(名前、忘れました

衝撃的です。
天使が人間になった?
人間が天使になる一歩前?
イエス・キリストってこんなんじゃなかったのっ!?
ってくらい瞳が澄んでいる。
存在が澄んでいる。
ただ立っているだけで両手を広げてるような包容力、許されてる感。
いるんだ、こんな人間が。。。
ありえるんだ、こんな人間が。。。
なぜ、インドにこんな人が?
いや、いや、インドだからこんな人が存在するのね。
あまりの衝撃に私はカメラを向ける事ができませんでした。
なんだか失礼な気がして・・・。

だから集合写真で。
2009年02月15日
インドの思い出(どうしても出来ない編)

確かコレはリンゴ畑の写真。
北インドでは、涼しい気候を生かしてリンゴ畑がたくさんあった。
なんでも、日本の長野からおいしいリンゴを作るべく、農業指導にも来ていたそうです。
日印農業交流です。
が、インドでは「量が多ければ多いほどイイ

故に、
ど~~~~~~~~~~~~~~~~~しても
リンゴを間引くという事が出来なかったそうな。
そんな事したら数減っちゃうじゃんっ!!って。
だから、まだインドのリンゴはちっちゃくて、甘いかどうかは運次第、そして数が多いそうな。
でも、これはリンゴだけじゃない。
熱い国だから南国フルーツがおいしいと思いきや、当りハズレが半端じゃない。
・・・少数精鋭よりは質より量、この考えが捨てられないらしい。
暖かい国では似た話を良く聞く。
2009年02月14日
インドの思い出(どう言うことやねん!編)
インドはヒンズー教の国だからか、無用な殺生はしない・・・みたい。
どんなに急いでいるトラックも車も道路で寝ている野良犬や野良牛。
生きとし生けるものは避けて通る・・・ようだ。
さて、私たちはバンガロールでヴィシュワラヤという孤児の施設に行った。
元々は“ラムラムじいさん”と呼ばれる聖者がいたところに、
『あそこに聖者がいるらしいよ。』
そんな噂を聞きつけて皆が子供を捨てに来たのが始まりだそうな
しかし、現在ヴィシュワラはバンガロールにはなく、
かなり遠くから何時間も、何時間も電車に乗ってやってきた。
と、言うのも経済発展目覚しいインド。
バンガロールでは上質の御影石が採掘される(日本にもいっぱい輸出されているらしいよ。)
みんな一生懸命御影石を掘りはじめた。
で、ヴィシュワラがあったところでは上質の御影石が取れた。
で、毎日、毎日トラックが激しく往復。
で、そんなところに子供の施設があるもんだから、
『トラックで子供を轢いちゃったりしたら大変っ!!』
とか思ったのかな?
『じゃ、子供がいなきゃいいんじゃないの?』
って考えたのかな??
施設が放火されてしまいました
ななっ、なんで~!?
ただ、私は学んだよ。
理解しようとするんではなく、そのままを受け止めようとする事を。。。
どんなに急いでいるトラックも車も道路で寝ている野良犬や野良牛。
生きとし生けるものは避けて通る・・・ようだ。
さて、私たちはバンガロールでヴィシュワラヤという孤児の施設に行った。
元々は“ラムラムじいさん”と呼ばれる聖者がいたところに、
『あそこに聖者がいるらしいよ。』
そんな噂を聞きつけて皆が子供を捨てに来たのが始まりだそうな

しかし、現在ヴィシュワラはバンガロールにはなく、
かなり遠くから何時間も、何時間も電車に乗ってやってきた。
と、言うのも経済発展目覚しいインド。
バンガロールでは上質の御影石が採掘される(日本にもいっぱい輸出されているらしいよ。)
みんな一生懸命御影石を掘りはじめた。
で、ヴィシュワラがあったところでは上質の御影石が取れた。
で、毎日、毎日トラックが激しく往復。
で、そんなところに子供の施設があるもんだから、
『トラックで子供を轢いちゃったりしたら大変っ!!』
とか思ったのかな?
『じゃ、子供がいなきゃいいんじゃないの?』
って考えたのかな??
施設が放火されてしまいました

ななっ、なんで~!?
ただ、私は学んだよ。
理解しようとするんではなく、そのままを受け止めようとする事を。。。
2009年02月11日
インドの思い出(なんでやねんっ!!編)
バンガロールはとっても西洋色の強い都市。
セントラルパークみたいな公園はあるし、ドアマンがいる高級高層マンションもある。
ヒンズー教徒が多いインドでは飲酒の習慣はないけど、
バンガロールはパブ・シティーと呼ばれるくらい飲み屋が多くなったそうな。
帰国子女なんて、もうバンガロール以外住めないらしいよ。
それというのも、バンガロールは海外企業進出がめざましく、
特にIT関係の会社がドカン!ドカン!で~っかいビルを建てている。
んで、広い土地が足りなくなって、溜池を埋め立ててビルを建てている。
んで、水不足だって。取水制限とかあるんだって。

セントラルパークみたいな公園はあるし、ドアマンがいる高級高層マンションもある。
ヒンズー教徒が多いインドでは飲酒の習慣はないけど、
バンガロールはパブ・シティーと呼ばれるくらい飲み屋が多くなったそうな。
帰国子女なんて、もうバンガロール以外住めないらしいよ。
それというのも、バンガロールは海外企業進出がめざましく、
特にIT関係の会社がドカン!ドカン!で~っかいビルを建てている。
んで、広い土地が足りなくなって、溜池を埋め立ててビルを建てている。
んで、水不足だって。取水制限とかあるんだって。
死活問題ですよっ!!

これは、バンガロールの裏道。
細~い道ですが、やっぱビルが建てられてます。
運転手さんが道を間違えて入り込んじゃったんですけど、
軽~く電信柱倒して大通りに戻って行きました。
火花散ってました。
細~い道ですが、やっぱビルが建てられてます。
運転手さんが道を間違えて入り込んじゃったんですけど、
軽~く電信柱倒して大通りに戻って行きました。
火花散ってました。
2009年02月10日
インドの思い出(インドだな~編)
中国のテレビ局。
自社ビルで打ち上げた花火で全焼。
本気デスカッ!?
ま、それは置いておいて。

カタ・ウパニシャッドでこの様に喩えられています。
『身体という馬車に自己が乗っている。理性という御者が心という手綱をひき、感覚器官(五感)という馬を操る。感覚器官の対象物は道であり、その道は真の自己へと続いている。』
人は本来は乗り物である身体を真の自分と考え違いをし、身体の感覚(五感)のみを満足させようと行動してしまうけど、真の自分は身体ではなく、そのずっと奥にいる。
理性である御者が判断を誤ると、この馬車も暴走してしまう。
だから私たちは自分の感覚器官をよくコントロールして正しい道を進まなければならない。
そんな、こんなな教えです。
yogaの基礎の基礎の基礎の考えかた。
・・・・・・・・・・・・・が、この像、何度数えても馬が4頭しかいない。
このメチャメチャ大事な教えに対して・・・・・・4頭しかいない。
そこは、5頭いないと意味ないじゃんっ
でも、自信満々4頭しかいない。
最初から一頭忘れてたのか?土台が狭くて1頭乗せられなかったのか??
謎は深まる・・・が、誰も解決は望んでないだろう。
自社ビルで打ち上げた花火で全焼。
本気デスカッ!?
ま、それは置いておいて。
ヴィヴェーカナンダ研究所には“5頭の馬と馬車の像”がある。
そりゃ、あるよね。
ヨーガ・セラピーの研究所にこの像は欠かせない。
そりゃ、あるよね。
ヨーガ・セラピーの研究所にこの像は欠かせない。
この像は、yogaを学ぶものにはとっても意味のあるもの。
≪人間の構造≫を表しているのです。
≪人間の構造≫を表しているのです。
カタ・ウパニシャッドでこの様に喩えられています。
『身体という馬車に自己が乗っている。理性という御者が心という手綱をひき、感覚器官(五感)という馬を操る。感覚器官の対象物は道であり、その道は真の自己へと続いている。』
人は本来は乗り物である身体を真の自分と考え違いをし、身体の感覚(五感)のみを満足させようと行動してしまうけど、真の自分は身体ではなく、そのずっと奥にいる。
理性である御者が判断を誤ると、この馬車も暴走してしまう。
だから私たちは自分の感覚器官をよくコントロールして正しい道を進まなければならない。
そんな、こんなな教えです。
yogaの基礎の基礎の基礎の考えかた。
・・・・・・・・・・・・・が、この像、何度数えても馬が4頭しかいない。
このメチャメチャ大事な教えに対して・・・・・・4頭しかいない。
そこは、5頭いないと意味ないじゃんっ

でも、自信満々4頭しかいない。
最初から一頭忘れてたのか?土台が狭くて1頭乗せられなかったのか??
謎は深まる・・・が、誰も解決は望んでないだろう。
2009年02月09日
インドの思い出(州境編)

この写真は州境でお金を払っているところ。
他の州から来るとお金を払わないと入れてくれないのです。
ただ、「あの辺で払ってるよ。」と言われただけで、
この写真の中のどこで誰がどうやって支払いをしてるかは不明。
他の州から来るとお金を払わないと入れてくれないのです。
ただ、「あの辺で払ってるよ。」と言われただけで、
この写真の中のどこで誰がどうやって支払いをしてるかは不明。
インドは隣接する州同士がメチャメチャ仲が悪いらしい。
と、言うのも昔から水問題でもめ続けているそうな。
上流の州が川を堰きとめて水を独占してしまうんだって
それ、死活問題ですよ!!!
それ故、裁判を起すらしい。
そして裁判の結果、半日ずつ水を流すとか取り決めが交わされ、
もちろん、守らない。
マジで死にますよっ!!下流の方!!!!
そんなこんなで「常にもめ続けてるんだよ。」って話です。
一体、どれくらいの間もめ続けてるんだろう。
平気で1,000年くらいもめてそうだよ
分け合うって、そんなに難しいことなのか?
でも、この国でヨーガの哲学は生まれたんだよね。。。
不思議、かつ納得なのだ。
と、言うのも昔から水問題でもめ続けているそうな。
上流の州が川を堰きとめて水を独占してしまうんだって

それ、死活問題ですよ!!!
それ故、裁判を起すらしい。
そして裁判の結果、半日ずつ水を流すとか取り決めが交わされ、
もちろん、守らない。
マジで死にますよっ!!下流の方!!!!
そんなこんなで「常にもめ続けてるんだよ。」って話です。
一体、どれくらいの間もめ続けてるんだろう。
平気で1,000年くらいもめてそうだよ

分け合うって、そんなに難しいことなのか?
でも、この国でヨーガの哲学は生まれたんだよね。。。
不思議、かつ納得なのだ。
2009年02月08日
インドの思い出(動物編)
インドでは色んな動物を見た。

インド滞在中に一度だけ見たゾウ。

ほぼ放牧の馬。

野良に近づきつつあるヤギやらヒツジやら。

野良犬。

野良ハゲワシ。
私は動物好きなので、インド滞在中は犬がいっぱいいるのに触れないのがツラかった

あきらかに何か病気持ってそうだったし。
牛は触ると縁起がイイということでしたが、
あんまりたくさんいるので、いつでも触れる・・・って思ってたら触り忘れました。
ネコは、インドでは不吉なものとされているようで、
インド滞在中、野良なのか飼い猫なのか不明なネコを一瞬だけ見た。
トコロ変われば・・・と言いますが、
ネコを見ないいない国って、少なくない??
2009年02月02日
インドの思い出(おかわり編)
人間同士だもの、相手がどこの国の人だろうと思いは通じる。
と、いうわけで。
私はご飯のおかわりは日本語で押し通してみた。
だって、その方がピタッっと適量でおかわりがくるんだもん。
だって、その方がちゃんと熟れてるマンゴーくれるんだもん。
大丈夫。
インドでは、
あとちょっとだけおかわりください。
と、
マンゴー、甘いやつください。
は、通じます。
ただ、海外で日本語が通じるたびに思う。
これだから私は英語がしゃべれるようにならない。。。
と、いうわけで。
私はご飯のおかわりは日本語で押し通してみた。
だって、その方がピタッっと適量でおかわりがくるんだもん。
だって、その方がちゃんと熟れてるマンゴーくれるんだもん。
大丈夫。
インドでは、
あとちょっとだけおかわりください。
と、
マンゴー、甘いやつください。
は、通じます。
ただ、海外で日本語が通じるたびに思う。
これだから私は英語がしゃべれるようにならない。。。
2009年01月30日
インドの思い出(夕日編)
インドではヨーガ・セラピーは医療として認められているので、ヨーガ学科がある大学もある。
もちろんヨーガ・セラピーの治療施設もあります。
ヴィヴェーカナンダ研究所はたくさんの宿泊施設を持ち、広大な敷地を持つ治療研究の施設。
散歩ついでに夕日スポットがあるということで、私達はゆる~く出発。
意外と遠い。。。
テクテクテクテクテクテクテクテク歩いていくと
??崩れかけの・・・塔?
あれ?誰かいる?
いや、住んでる。
家族がすんでる。。。
研究所の関係者・・・・に見えないけど、何者??
でも、そこは気にしちゃいけないらしい。
お邪魔します気分で塔を上る。
すると、すでにインド人老夫婦の先客が。
塔の家族か?いや、なんか風情が違う。。。他人らしい。
夕暮れを待ちながら私達はしばしのご歓談。
小腹が空いた私はお菓子を開けた。
1人で食べるのもなんだかなんだよね。
ここは、ヨーガを行じる者としてシェアしましょう。
みんなと分け合いつつ、こう言う時インドの人ってどうするのかしら?
おすそ分けってあるのかな?
インド在住歴10年のMアニキに聞いてみた。
「あげてみれば?」
気軽な提案をいただいて、私はやはり日本人らしく日本語でよかったらどうぞ。とお菓子を進めてみたよ。
するとインドのエレガントなご婦人は
「まぁ、ありがとう。あなたどこから来たの?」(と多分言っていた。)
日本・・・JAPANです。(日本人は日本人らしく・・・の意気込みはあっと言う間に終了。ココで意地を張るのもバカバカしい。ちょっと英語を使ってみた。)
するとご婦人は
「まぁ、じゃあこれは日本のお菓子?」(と多分言っていた。)
いやいやいや、コレ完全にインドの!
昨日買ったの。5ルピーなの。
なんでだろ、気付いたらご婦人にツッコミ入れてたよ。
しかし、さすがエレガントマダム。
「あらやだ、本当ね おほほほほ。」(と多分言っていた。)
夕暮れを待ちながらつかの間の日印交流。
今日もまた、人間対人間の交流に国籍は関係ないな~と思ったワケです。
もちろんヨーガ・セラピーの治療施設もあります。
ヴィヴェーカナンダ研究所はたくさんの宿泊施設を持ち、広大な敷地を持つ治療研究の施設。
散歩ついでに夕日スポットがあるということで、私達はゆる~く出発。
意外と遠い。。。
テクテクテクテクテクテクテクテク歩いていくと
??崩れかけの・・・塔?
あれ?誰かいる?
いや、住んでる。
家族がすんでる。。。
研究所の関係者・・・・に見えないけど、何者??
でも、そこは気にしちゃいけないらしい。
お邪魔します気分で塔を上る。
すると、すでにインド人老夫婦の先客が。
塔の家族か?いや、なんか風情が違う。。。他人らしい。
夕暮れを待ちながら私達はしばしのご歓談。
小腹が空いた私はお菓子を開けた。
1人で食べるのもなんだかなんだよね。
ここは、ヨーガを行じる者としてシェアしましょう。
みんなと分け合いつつ、こう言う時インドの人ってどうするのかしら?
おすそ分けってあるのかな?
インド在住歴10年のMアニキに聞いてみた。
「あげてみれば?」
気軽な提案をいただいて、私はやはり日本人らしく日本語でよかったらどうぞ。とお菓子を進めてみたよ。
するとインドのエレガントなご婦人は
「まぁ、ありがとう。あなたどこから来たの?」(と多分言っていた。)
日本・・・JAPANです。(日本人は日本人らしく・・・の意気込みはあっと言う間に終了。ココで意地を張るのもバカバカしい。ちょっと英語を使ってみた。)
するとご婦人は
「まぁ、じゃあこれは日本のお菓子?」(と多分言っていた。)
いやいやいや、コレ完全にインドの!
昨日買ったの。5ルピーなの。
なんでだろ、気付いたらご婦人にツッコミ入れてたよ。
しかし、さすがエレガントマダム。
「あらやだ、本当ね おほほほほ。」(と多分言っていた。)
夕暮れを待ちながらつかの間の日印交流。
今日もまた、人間対人間の交流に国籍は関係ないな~と思ったワケです。
2009年01月28日
インドの思い出(駄菓子編)
インドは“0”の概念を発見したスゴイ国である。
インド式の九九なんか2ケタだか3ケタだかあって、歌になってるそうな。
だからインド人は暗算がメチャクチャ早いらしい。
さて、私達のバスは商店街(?)で休憩をしていた。
その間、私は駄菓子屋さんでお菓子を購入。
私は5ルピーのバナナと豆のお菓子を購入。
駄菓子屋のおっちゃんに10ルピーを渡した。
すると、おっちゃんは興奮して
「これ、5ルピー!こっち5ルピー!お前、10ルピーでいいのかっ!?」と叫んでいる。(ようだった)
私も負けずに日本語で応戦。
これ、5ルピー、こっちも5ルピー、足したら10ルピーでしょ。コレ(私が出したお金)10ルピーでしょ!」
おっちゃんは言う、私に分かるようにとゆっくりと、、、
「これ、5ルピー(お前分かってるのか?と目力で伝えてくる)。
これ、5ルピー(更に目力)。
お前出したの10ルピーだぞっ!!(後悔しないのかっ!という目力)」
いいよ、おっちゃん、私10ルピーでいいんだよっ!!
「よし。」
お前がイイなら、オレはイイ。
そんなうなずきを残しおっちゃんは10ルピーを納めた。
その後私はコーディネーターさんに私、間違ってました?
と、一応聞いてみたが・・・間違ってない。
5ルピーのお菓子には5ルピーを1回ずつ出さなければいけない!
そんなルールがおっちゃんにはあったのか?
謎は深まるばかりだが、私は思った。
その昔、インドには“0”の概念を発見したスゴイ・・・人がいた。
そして、多分、インドには暗算がメチャクチャ早い・・・人もいる。
インド式の九九なんか2ケタだか3ケタだかあって、歌になってるそうな。
だからインド人は暗算がメチャクチャ早いらしい。
さて、私達のバスは商店街(?)で休憩をしていた。
その間、私は駄菓子屋さんでお菓子を購入。
私は5ルピーのバナナと豆のお菓子を購入。
駄菓子屋のおっちゃんに10ルピーを渡した。
すると、おっちゃんは興奮して
「これ、5ルピー!こっち5ルピー!お前、10ルピーでいいのかっ!?」と叫んでいる。(ようだった)
私も負けずに日本語で応戦。
これ、5ルピー、こっちも5ルピー、足したら10ルピーでしょ。コレ(私が出したお金)10ルピーでしょ!」
おっちゃんは言う、私に分かるようにとゆっくりと、、、
「これ、5ルピー(お前分かってるのか?と目力で伝えてくる)。
これ、5ルピー(更に目力)。
お前出したの10ルピーだぞっ!!(後悔しないのかっ!という目力)」
いいよ、おっちゃん、私10ルピーでいいんだよっ!!
「よし。」
お前がイイなら、オレはイイ。
そんなうなずきを残しおっちゃんは10ルピーを納めた。
その後私はコーディネーターさんに私、間違ってました?
と、一応聞いてみたが・・・間違ってない。
5ルピーのお菓子には5ルピーを1回ずつ出さなければいけない!
そんなルールがおっちゃんにはあったのか?
謎は深まるばかりだが、私は思った。
その昔、インドには“0”の概念を発見したスゴイ・・・人がいた。
そして、多分、インドには暗算がメチャクチャ早い・・・人もいる。
2009年01月19日
インドの思い出(ヒマラヤクリスタル編)
マナリについて私はほどなくして高山病になっていた。
そんなフラフラな状態の中、町までバスを出してくれると言うアリガタイ情報が。
しかも、買い物ができるのは今日くらいしか無いらしいという詳細情報つき。
行かねばなるまい。
気合のみで立ち上がり、一路マナリの街中へ。
しかし、歩けば歩くほどにフラフラ・・・というか冷や汗、手先足先の痺れ。
結局動けなくなって、ありとあらゆる迷惑をありとあらゆる人にかけて
“ごめんなさい。ありがとう。”
みたいな思い出をつくり続け、最終的に「もう、ムリなの
」
と集合時間を待たず一足早くホテルに帰ろうとする始末。
力を振り絞りお店を出たところ、数ヶ月前からマナリに滞在していたTさんとバッタリ。
面倒見のイイTさんはフラフラの私をホテルまで連れて帰ってくれるとの事。
人の情けは常に受け入れる準備ができている私。
Tさんの後をついてメインストリートへ。
と、Tさんが突然。
「私、この店によく行くの。本物のヒマラヤクリスタルが置いてある店なのよ。
ちょっと寄ってもいいかしら?」
何を言う元気も無い私はあっさり承諾してお店へGO!
魂が半分抜けてる状態で突っ立っている私にTさんが言う。
「ほら、これなんかすっごいパワーよ、持ってごらんなさい」
言われるままにクリスタルを手に取る私。
すると手のひらにジワ~ン・・・。
でも、これがクリスタルのパワーか高山病による手の痺れかがわかりませんっ
そんな中、気づいたら店内ではこのクリスタルいくらなら買う?みたいな話に展開している。
まぁ、クリスタルならあってもイイか。
でも、お金は無いよ。
私はビックリ値引き価格を言ってみた。
するとTさんは俄然エンジンがかかり、なんとか私にクリスタルを買わせてあげようと思ったようで、
「店内にいると買う気があると思われるわ、お店の外で待ってなさい。」
魂が2/3抜けた状態で店外で突っ立っている私。
何しに来たんだっけ?と、マジで記憶が飛び始めた時、
カランッ
と、店のドアが開き、
Tさんが「やったわ
」っと満面の笑み。
その脇をヒュッ!っとキラキラしたモノが飛んだ。
あれ?水??
と思うか思わないかの内に
カッシャーン!!
えっ??
地面には砕けたクリスタルが散乱していた。
青くなって店内に戻るTさん。
よく分からないけど比較的大きなクリスタルの破片を持って店内に入る私。
誰もどうしたらいいのか分からない状態で店内は既にお通夜な雰囲気
値引き終了直後のクリスタルが割れるというショッキングな出来事ではありましたが、
この瞬間を境に私の高山病が治りました。
クリスタルが割れた時、ショックのせいかクリスタルのパワーか、
何かがフッっと抜けました。
で、完治。
クリスタルを使った新たなヒーリング手法の発見です。
もったいなくて仕方ないから広がらないだろうけど。。。
そんなフラフラな状態の中、町までバスを出してくれると言うアリガタイ情報が。
しかも、買い物ができるのは今日くらいしか無いらしいという詳細情報つき。
行かねばなるまい。
気合のみで立ち上がり、一路マナリの街中へ。
しかし、歩けば歩くほどにフラフラ・・・というか冷や汗、手先足先の痺れ。
結局動けなくなって、ありとあらゆる迷惑をありとあらゆる人にかけて
“ごめんなさい。ありがとう。”
みたいな思い出をつくり続け、最終的に「もう、ムリなの

と集合時間を待たず一足早くホテルに帰ろうとする始末。
力を振り絞りお店を出たところ、数ヶ月前からマナリに滞在していたTさんとバッタリ。
面倒見のイイTさんはフラフラの私をホテルまで連れて帰ってくれるとの事。
人の情けは常に受け入れる準備ができている私。
Tさんの後をついてメインストリートへ。
と、Tさんが突然。
「私、この店によく行くの。本物のヒマラヤクリスタルが置いてある店なのよ。
ちょっと寄ってもいいかしら?」
何を言う元気も無い私はあっさり承諾してお店へGO!
魂が半分抜けてる状態で突っ立っている私にTさんが言う。
「ほら、これなんかすっごいパワーよ、持ってごらんなさい」
言われるままにクリスタルを手に取る私。
すると手のひらにジワ~ン・・・。
でも、これがクリスタルのパワーか高山病による手の痺れかがわかりませんっ

そんな中、気づいたら店内ではこのクリスタルいくらなら買う?みたいな話に展開している。
まぁ、クリスタルならあってもイイか。
でも、お金は無いよ。
私はビックリ値引き価格を言ってみた。
するとTさんは俄然エンジンがかかり、なんとか私にクリスタルを買わせてあげようと思ったようで、
「店内にいると買う気があると思われるわ、お店の外で待ってなさい。」
魂が2/3抜けた状態で店外で突っ立っている私。
何しに来たんだっけ?と、マジで記憶が飛び始めた時、
カランッ
と、店のドアが開き、
Tさんが「やったわ

その脇をヒュッ!っとキラキラしたモノが飛んだ。
あれ?水??
と思うか思わないかの内に
カッシャーン!!
えっ??
地面には砕けたクリスタルが散乱していた。
青くなって店内に戻るTさん。
よく分からないけど比較的大きなクリスタルの破片を持って店内に入る私。
誰もどうしたらいいのか分からない状態で店内は既にお通夜な雰囲気

値引き終了直後のクリスタルが割れるというショッキングな出来事ではありましたが、
この瞬間を境に私の高山病が治りました。
クリスタルが割れた時、ショックのせいかクリスタルのパワーか、
何かがフッっと抜けました。
で、完治。
クリスタルを使った新たなヒーリング手法の発見です。
もったいなくて仕方ないから広がらないだろうけど。。。
2009年01月18日
インドの思い出(ロータン峠キャンプ編)
ロータン峠からマナリに戻る前にテントで一泊。
子供の頃、家族旅行でキャンプをした際に夜半の突然の大雨でテントごと流されそうになった苦い思い出がある私にとっては複雑な宿泊スタイル。
1人1テントというエレガントな個室宿泊ながら・・・背中痛い。
う~ん、と夜中に目が覚めた私。
寝ぼけながらも耳を済ませて雨が降っていないことをしっかり確認。
その時、誰かが懐中電灯を点けた。
いや~、最近の懐中電灯は明る・・・・
タタタッ!!
私のテントの横を獣の影が走り抜けた。
え?今の犬?狼??コヨーテ???
思ってた以上の大自然に抱かれている事を実感しつつ、
狼の遠吠えとか聞こえたらいいのに・・・。
ちょっぴり期待にトキメク私でした。
子供の頃、家族旅行でキャンプをした際に夜半の突然の大雨でテントごと流されそうになった苦い思い出がある私にとっては複雑な宿泊スタイル。
1人1テントというエレガントな個室宿泊ながら・・・背中痛い。
う~ん、と夜中に目が覚めた私。
寝ぼけながらも耳を済ませて雨が降っていないことをしっかり確認。
その時、誰かが懐中電灯を点けた。
いや~、最近の懐中電灯は明る・・・・
タタタッ!!
私のテントの横を獣の影が走り抜けた。
え?今の犬?狼??コヨーテ???
思ってた以上の大自然に抱かれている事を実感しつつ、
狼の遠吠えとか聞こえたらいいのに・・・。
ちょっぴり期待にトキメク私でした。
2009年01月17日
インドの思い出(ロータン峠下山編)
私、やっぱり“山っ子”だなぁ~。
つくづく思ったロータン峠での行を終え、
乗ってきたジープで下山・・・しようと思ったら
ない。
ジープが無い。
私が乗ってきたジープが無い。
なんでやねんっ!?
と思ったら同乗者が体調不良で先に下山したとの事。
そうなんだ。
で、私はどの車で・・・・・・・インド人ガイドさん達のジープですか。
私、英語全然しゃべれませんけど~!!
ま、いいか。
日本人は日本人らしく。
よろしくお願いしま~す!
日本語100%でジープに乗り込む。
「はい、どうぞ。」
そこには日本語ペラペラ、漢字も書けるインド人ガイドのAさんがいた。
なんだ、心配ご無用じゃん。
と思ったのもつかの間。
連日のハードワークにAさんはほどなくご就寝。
仕方あるまい。
本職は通訳なのに、私達の面倒を細部に到るまでみてくれている。
どうぞ安らかに眠ってください・・・・ってちょっと違うか。
こうして車の中が完全に英語圏内になった後、
私はお隣の席の勉強熱心なインド人の“なんとかさん”と
120%勘に頼った日本語のお勉強を開始していた。
「ガタガタ道とデコボコ道の違いは何ですか?」
から始まり、
「谷と渓谷の違いは何ですか?」
等など、高度で繊細な質問に私は英語力よりも日本語力不足に
徐々に追い詰められていた。
しかし、インド人はタフだ。
「日本語の文字オシエテクダサイ」
と言って取り出した日本語の教本は
それ、岩波文庫かっ!!??ってくらい字が小さい教本。
一応、私達 〝死の峠〟の意味を持つロータン峠を下ってるんですけど。
道、ガタガタだしデコボコなんですけど。
そんな本見てたら車酔いで吐いちゃいますけど~!!
あ、“なんとかさん”全然平気だ。
ケロッっとしてるって言うか、フツ~だ。
しかし、“なんとかさん”の向学心は留まるところを知らない。
熱心に日本語への質問を浴びせかけてくる。
教本を指差しながら・・・
読むのね、こんなに揺れながらその小さい文字を私も読むのね
勘弁してください
しかし、ここは日印交流の為に頑張らねばっ!!
私は揺れる車内で教本の細かい文字に目をやられ、吐き気をもよおしつつ
しきりにキャンプ地はまだですか?
と、通じない日本語で尋ね続けたのであった。
つくづく思ったロータン峠での行を終え、
乗ってきたジープで下山・・・しようと思ったら
ない。
ジープが無い。
私が乗ってきたジープが無い。
なんでやねんっ!?
と思ったら同乗者が体調不良で先に下山したとの事。
そうなんだ。
で、私はどの車で・・・・・・・インド人ガイドさん達のジープですか。
私、英語全然しゃべれませんけど~!!
ま、いいか。
日本人は日本人らしく。
よろしくお願いしま~す!
日本語100%でジープに乗り込む。
「はい、どうぞ。」
そこには日本語ペラペラ、漢字も書けるインド人ガイドのAさんがいた。
なんだ、心配ご無用じゃん。
と思ったのもつかの間。
連日のハードワークにAさんはほどなくご就寝。
仕方あるまい。
本職は通訳なのに、私達の面倒を細部に到るまでみてくれている。
どうぞ安らかに眠ってください・・・・ってちょっと違うか。
こうして車の中が完全に英語圏内になった後、
私はお隣の席の勉強熱心なインド人の“なんとかさん”と
120%勘に頼った日本語のお勉強を開始していた。
「ガタガタ道とデコボコ道の違いは何ですか?」
から始まり、
「谷と渓谷の違いは何ですか?」
等など、高度で繊細な質問に私は英語力よりも日本語力不足に
徐々に追い詰められていた。
しかし、インド人はタフだ。
「日本語の文字オシエテクダサイ」
と言って取り出した日本語の教本は
それ、岩波文庫かっ!!??ってくらい字が小さい教本。
一応、私達 〝死の峠〟の意味を持つロータン峠を下ってるんですけど。
道、ガタガタだしデコボコなんですけど。
そんな本見てたら車酔いで吐いちゃいますけど~!!
あ、“なんとかさん”全然平気だ。
ケロッっとしてるって言うか、フツ~だ。
しかし、“なんとかさん”の向学心は留まるところを知らない。
熱心に日本語への質問を浴びせかけてくる。
教本を指差しながら・・・

読むのね、こんなに揺れながらその小さい文字を私も読むのね

勘弁してください

しかし、ここは日印交流の為に頑張らねばっ!!
私は揺れる車内で教本の細かい文字に目をやられ、吐き気をもよおしつつ
しきりにキャンプ地はまだですか?
と、通じない日本語で尋ね続けたのであった。
2009年01月16日
インドの思い出(ロータン峠瞑想編)
瞑想が苦手だった私にとって
ロータン峠での瞑想は衝撃だった。
なにしろ半年以上前の事なので、詳しい瞑想のテーマは忘れてしまいましたが
私は自分がわかっている風でいて、本当はわかっていない事について考えていた。
簡単に言えば“個性の必要性”
個性が必要かって聞かれれば、それは必要でしょうって答えるんだけど、
自分が好きな人たちの個性はそれは必要だと言い切れる。
でも、正直言って、あんまり好きじゃない人の個性は必要ですっ!
って言い切るにはちょっと思い切りがいる。
大体個性はモメ事の原因でもあるんじゃない?
なんで必要かって事は、実のところあんまり深く考えていなかった。
智慧は自分の内側から沸いて来るもの。
私に内在する神が答えを知っている。
本当に知りたいと思えばきっと答えがくるはず。
なぜ?なぜ?なぜ?
私は、考え続けた。
そして、考えるほどに目の前が紫色になっているのに気づいた。
これは静かに深い集中状態の証拠。
と、思ったら緑になったり青になったり。
考える内容に伴い目の前の色が変化する。
自分の思考状態を目で見るって不思議。
段々ノッてきた私は更に考えた。
すると、突然フカッっと言葉が浮いてきた。
『だって、色んな人との問題をクリアしたらしただけうれしいじゃん。』
・・・・・・じゃん?
内在する神からの答えが“じゃん”?
もっと神々しく答えがくると思っていた私は思わず心が折れそうになった。
でも、わかった事がある。
あくまでも私の智慧は私レベルであると言う事。
鼻先に100%まじりっけ無しの私を見せ付けられている思いだった。
私は私。それ以上でもそれ以下でもない・・・というか、なれない。
でも、やっぱり思うのは逆境は自分を好きになるために用意されているんだって言う事。
誰かと問題が起きる→クリアする→自分を認めることができる→じぶんが好きになれる。
改めて思う。人生に無駄なコトはない。
ロータン峠での瞑想は衝撃だった。
なにしろ半年以上前の事なので、詳しい瞑想のテーマは忘れてしまいましたが
私は自分がわかっている風でいて、本当はわかっていない事について考えていた。
簡単に言えば“個性の必要性”
個性が必要かって聞かれれば、それは必要でしょうって答えるんだけど、
自分が好きな人たちの個性はそれは必要だと言い切れる。
でも、正直言って、あんまり好きじゃない人の個性は必要ですっ!
って言い切るにはちょっと思い切りがいる。
大体個性はモメ事の原因でもあるんじゃない?
なんで必要かって事は、実のところあんまり深く考えていなかった。
智慧は自分の内側から沸いて来るもの。
私に内在する神が答えを知っている。
本当に知りたいと思えばきっと答えがくるはず。
なぜ?なぜ?なぜ?
私は、考え続けた。
そして、考えるほどに目の前が紫色になっているのに気づいた。
これは静かに深い集中状態の証拠。
と、思ったら緑になったり青になったり。
考える内容に伴い目の前の色が変化する。
自分の思考状態を目で見るって不思議。
段々ノッてきた私は更に考えた。
すると、突然フカッっと言葉が浮いてきた。
『だって、色んな人との問題をクリアしたらしただけうれしいじゃん。』
・・・・・・じゃん?
内在する神からの答えが“じゃん”?
もっと神々しく答えがくると思っていた私は思わず心が折れそうになった。
でも、わかった事がある。
あくまでも私の智慧は私レベルであると言う事。
鼻先に100%まじりっけ無しの私を見せ付けられている思いだった。
私は私。それ以上でもそれ以下でもない・・・というか、なれない。
でも、やっぱり思うのは逆境は自分を好きになるために用意されているんだって言う事。
誰かと問題が起きる→クリアする→自分を認めることができる→じぶんが好きになれる。
改めて思う。人生に無駄なコトはない。
2009年01月16日
インドの思い出(ロータン峠編①)
ロータン峠。
標高2300m~2400mの高山です。
高山に来て気づきました。
身体の柔軟性が尋常じゃなく高まっています。
もう、クニャクニャのフニャフニャです。
コレは低酸素によるなんらかの身体変化なのかっ!?
私はH先生に聞いてみた。
すると答えはこうだ。
「もう、生きるのに必死で身体が抵抗する元気ないんじゃない?」
・・・・・・あれ?そんなもん?
なんだかもっと学術的な話があるのかと思ってたんですけど。
一度はそう思いましたが、、、
そうか、生まれたからにはとにかく“生きる”事が最優先事項なんだな。
とてもシンプルだ。
標高2300m~2400mの高山です。
高山に来て気づきました。
身体の柔軟性が尋常じゃなく高まっています。
もう、クニャクニャのフニャフニャです。
コレは低酸素によるなんらかの身体変化なのかっ!?
私はH先生に聞いてみた。
すると答えはこうだ。
「もう、生きるのに必死で身体が抵抗する元気ないんじゃない?」
・・・・・・あれ?そんなもん?
なんだかもっと学術的な話があるのかと思ってたんですけど。
一度はそう思いましたが、、、
そうか、生まれたからにはとにかく“生きる”事が最優先事項なんだな。
とてもシンプルだ。