2009年10月04日

恐怖!世界で一番怖いトイレinチベット

ポタラ宮のトイレは怖い。
何がどう怖いかと言うと・・・

高くて落ちそうで怖い。

トイレは穴が空いているだけのトイレで、
その穴からは下の景色が見える。

その景色が、もう絶景!!

しかも、トイレの穴が頑張れば人が通れるくらいの大きさだから、
「万が一足を滑らせたら・・・icon11
そんな想像が出来るだけに、もう、ガクブルもの。

例えるなら東京タワーの展望台のところに下の景色が見えるところありますよね?
そこをまたいで用を足してるみたいなもの。

私より先にトイレに入っていたKヅカちゃんは、
「誰かいる?」
の私の声に恐怖のあまり答える事ができなかったし、
私は正直、色んな感覚が麻痺してました。


なんで、わざわざトイレをこんな怖く作ったのか?
その理由は分かりませんが、なんだか根性がついた気もします。

さて、そんな恐怖のトイレですが入口に面白いもの発見。


トイレの鍵です。




意味が深いような、決してそうではないような。
多分、あんまり意味はないと思います。
  


2009年10月04日

運がついてる。

不意に思い出した。

チベットでトイレに落ちたこと。

チベットではほとんどテント生活だったので、
トイレはポーターさん達が地面に穴を掘ってトイレテントを建ててくれていた。

夜は野犬に襲われるので外に出ない事!
と言われていたけど、なんとなくあるじゃないですか、
本当にヤバイ雰囲気の時とまだ大丈夫だろうって空気の時。
(もちろん、アテにはなりません。一度トイレ横に寝ていた野犬を思いっきり照らしてちょっとドキッ!とした事も。)

ま、大丈夫だろうってトイレに行った私。
頭にはライト、手にはトイレットペーパー。

空気は薄いし、外は寒いし、私自身は厚着だし。
自分では気づかなかったけどかなり運動能力が落ちてたんでしょう。

トイレテントを出ようとした時、コケた。
そしてその瞬間ライトの電池が切れた。

え~っicon10

とにかく色々と危険な状態だってことは明白。
自分がどうなってるか分かるまで動かなかった。

結果、右足がちょこっとトイレの穴に落ちていた(涙icon11

それ以上被害を広げないように細心の注意を払い立ち上がった。
なにしろ真っ暗だからゆっくり確実に!

自分のテントまで目を凝らして帰った私は靴を出来るだけ遠~くに脱いで替えの電池を捜索。
テントの中は本当に真っ暗ですが、再三替えの電池は分かりやすいところに置いておく様に!
と注意を受けていたので枕もとの電池をスグに見つけ難なくライト復活。

(まぁ、その前にその言いつけを守らず思った以上に早く消耗したライトの替えの電池を見つけられずに真っ暗闇のなかで半べそ状態でバッグの中身を手探りで全部出したという苦い経験もココで生かされたワケです。)


私はこんなコメディーな出来事を誰とも分かち合う事もできないまま、無言で靴の被害状況を確認。

ちょっとつま先にがついていたけど、コレくらいなら想定の範囲内さ。
負け惜しみを心の中でつぶやきながら、やはり無言でゴシゴシと地面にこすり付けた。

気持ちの問題ですが、やはり出来るだけ遠くの地面に。。。

思えばこの旅、意外とトイレ受難が多かった。
ポタラ宮でも・・・。

次回、「恐怖!世界で一番怖いトイレinチベット」お楽しみにicon22(嘘)