2009年10月02日
アニキ6
アニキ・・・それは、心優しきナイス・ガイ
細かい事に構ってられないチベットでも、アニキは常に優しかった。
車を運転していて道路に鳥が止まっていると“プッ!”とクラクションを鳴らして注意を促し、
それでもどかないようなら車のスピードを緩めて鳥が飛んでいくのを待った。
貧しいゆえに「金くれ、なんかくれ!」とおもらいに来る人たちにもアニキは誰にも見られないようにそっとお金を渡していた。
チベットの不思議な道路工事(上下線とも同時に工事しちゃうんだよね、そんでいつ始まっていつ終わるかも不明。)により足止めされた時、ほとんどの車がその土地の痩せた畑を突っ切って走っていった。
でも、アニキは決してそんな事はしなかった。
どうにか他に迂回路は無いのか?道路工事はいつ終わるのか?電話したり交渉したりして頑張った。
「よしっ!!オレがあっちの方の道を探すっ!!」
っとばかりに車で勢いよく走り出した途端、おもむろに道路工事が終了して「Oh! NO!!

そんな、心優しい頼れる男。

図体がでかい割りに足が短いのも、もちろんご愛嬌だ

Posted by のの at 23:05│Comments(0)
│ノビポうっかりチベットへ行くの巻