2009年06月22日

コシ

先日はバンコクで腰痛を発症した話を書いたので、
コシ繋がりで麺のコシについて。。。

私たちの旅にはネパール人のポーターさん達がついてくれていて、
いたれりつくせり、上げ膳据え膳なサポートをしてくれていた。
しかもシェフは和食を作るのがとっても上手で、私は旅の間中心配だった。
日本に帰ってからの食生活の方が貧しいんじゃないかと・・・。

しかし、唯一頭をひねるところがあった。
『麺類』だ。

汁関係は出汁もちゃんと出ていてとってもおいしい。

・・・が、麺と汁の割合が反対。
「これは一度見本を見せてやらんと。」と、誰かが言っていた。そうかもしれない。

そして、麺のコシが無い。
正しくは麺のコシに興味が無い。

これはネパール人に限った事では無い様だ。
同行していたチベット人の皆さんも恐らくそう。

お昼休憩をしていた時、目の前にカップラーメンが置かれていた。
お湯を注がれ割り箸で器用にフタを留めてある。
「そういえば、フタを止めるシールなんて無いもんね。」と感心しながらなんとなく眺めていた。

そしてお弁当も食べ終わって気がついた。
そう言えばこのカップラーメン誰の?icon10
ヤバイんじゃない?何分置きっ放し?伸びてるでしょっ!?

お湯を注がれて極寒のチベットで放置されるカップラーメン。
伸びたり、冷めたり色々まずいでしょうっ!?

心配する私たちのよそに、持ち主のガイドさんが言った。
『問題ない。』

うそだ~っ!!
なぜココで強がるっ??
それってチベット気質かなんか???

私がチベットの国民性を疑い始めたとき、ガイドさんが一口ラーメンを食べて言った。

『ここは(標高が)高いからお湯が沸騰しない。だから(ラーメンがもどるまでに)時間がかかる。問題ない。』

だったらなぜカップラーメン食べるの????
そんな戻し方してたらのびるでしょうよ、麺が!!

と、思ったが思い出した。
「いや、大体麺がのびてなかった事ないじゃんっ」
もしや、麺のコシにこだわってるの私たちだけ??むしろコッチが少数派???
ふとした疑問が私に生まれた。

そして、その後のチベット滞在中も全ての麺はしっかり芯まで茹でてあった。
中華料理になってもしっかり茹でてあった。
その後インドに行ったときも、ヌードルと名を変えながらもちろんしっかり茹でてあった。
やはり、日本人とイタリア人くらいしかアルデンテに興味がないのだろうか?
そう思いつつ、帰国してから近所の蕎麦屋に行ってみたが、意外な事にしっかり茹でてあった。
私がどんなにがっかりしたか察していただきたい。。。face07


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